その直後、私は人生で初めての一人旅行を計画していました。
今主人を一人にするのはとても心配でしたが、
旅行先で友達と会う予定でしたので、
変更はどうしてもできません。
それでもやはり不安だったので、
私は旅行まで毎日主人の携帯を勝手に盗み見ていました。
見るたびに心臓が飛び出そうなほどバクバクして
自分が浅ましい行為をしていると落ち込みますが、
どうしてもその行為は止められませんでした。
実は浮気相手の電話番号、メールアドレスは主人が消す前にこっそりメモを取ってあったので、
電話帳からその番号とアドレスを血眼になって探しました。
でも探しても探しても不審な部分はありません。
なので私は安心して旅行に出かけ、
とても楽しい時間を過ごして帰ることになりました。
ただ旅行中に主人としたlineのやり取りがとてもそっけなく、
そのことは私をとても不安にさせていました。
帰りの飛行機が3時間も遅れ、終電間際でなんとか着いた空港で主人からの電話。
「迎えにきたよ。」
「でも場所が分からないから教えてくれ。」と、
私を気にかけて迎えに来てくれたのだと、
嬉しくて幸せで泣きそうでした。
しばらく待ち、主人が来てくれたので抱きついて「ただいま」を言い、
帰りのバスのキップを買おうとする時、
主人のお財布にはお金は全く入っていないようでした。
つい先日一万円を渡したばかりだったのに。
もしかして私がいない間に浮気相手とホテルに行ったんじゃないか!
一瞬にして疑惑が膨れ上がるのを感じました。
ご飯を食べてホテル代を出せば丁度なくなるような金額です。
お願い。そんな可能性はすぐに否定して。と、
すがる目で主人を見つめると、
「あー。五千円超えのちょっと良いイヤホンと、本を買ったから。」と
新品のイヤホンをひょいっと渡してくれたので、
「…この場でこのイヤホンの値段を調べていい?」と聞くと
大きなため息をついてから「いいよ…」と、、、
スマホで検索した結果、、、千円程度のイヤホンでした。。。
それから帰りのバスの中はもう、ほとんど覚えていません。
不安で不安で今にも泣き崩れそうな私に主人は
「本当に買い物しただけなのに、信用されなくてうんざりする。」
「もう、そうゆうところが本当に嫌なんだよ。」
「やり直そうって言ったけど、やっぱり無理。」
「もう二度と君を愛することはないと思う。」と
今度は少し感情的に話していました。
バスの中なので小声ですが…
家に着いてからも夜通し話し合いは続きました。
楽しかった旅行の余韻なんて、もう手の届かない遠い場所に消えてしまいました。。。
以前私が主人と別れたかった時、
主人が別れたくないの一点張りだったので、
チャンスをあげたことがあった。
なのに私にはくれないのかと、涙が枯れるほど泣きました。
すると主人がとても優しい口調で
「そうだったね。僕が悪かった。やり直そう。」と、言ってくれました。
私をぎゅっと抱きしめて「今日はどうしても会社に行かないといけないから」と、
シャワーを浴びに行きました。
主人がいなくなると私は主人の会社の鞄に飛びついていました。
はち切れそうなほど心臓が高鳴っていました、
主人は必ず浮気をしている。
根拠はないけど、揺るぎない自信がありました。
怪しい物はすぐに見付かりました。
鞄の横ポケットに空港のコインロッカーの鍵。
携帯の履歴に女性に何度も電話した痕跡。
混乱している私は後先考えず、そのまま通話ボタンを押しました。
朝の5時。
普通の人なら出ない時間だと思いましたが、
以外にもあっさりと女性と繋がってしまいました。
とても可愛い声で「もしもし?」と。
主人の携帯の番号が表示されているからか、甘えたような声でした。
視界に靄がかかっていくような感覚の中、
なんとか「○○の妻ですが、主人とどうゆう関係ですか?」と聞くと
「え。結婚…してるとは…知らなくて。。。ごめんなさい。もう旦那さんとは連絡を取りません。」と、
とても可愛い声で言うので、なんだか可哀想になってしまって
「お願いします。。。」とだけ言って電話を切りました。
その足で主人の元へ行き、
鍵を見せ、○○ちゃんに電話したと伝えました。
主人は大した動揺も見せず
「あぁ。嫌われちゃった…」とだけ呟きました。
「どうゆう関係なの…?」と聞くと
「デリヘルの子だよ。」と…
以前会社の出張があった日に呼んだと投げやりに話し、
「もう本当に無理だ。」
「顔も見たくない。」と、、、
急いで準備をして怒ったように会社に行ってしまいましいた。
続きます…