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「君たちは人間とは少々違うようだが。」

「あたしは、ヤマンバ族だよ。」

「ワタクチは狼族の貴族でちゅわ。」

「Qは誇り高き吸血鬼ぢゃん。」

「なるほどな。それでけもの耳とかは説明がつくな。ここは俺のいた人間界とは違う世界らしい。他にはどんな人がいるんだ?」

「みんな女の子だよ。ここにはお兄ちゃんはいないよ。ましてや、男子という化け物も見たことないよ。吝奈ちゃんもキューリー夫人博士もそれは同じだよね?」
ふたりも神妙に同意した。

「どうやら、いや間違いなく、ここは俺の住んでいた世界とは違う異世界だ。」

「異世界?怪しい言葉をおっしゃってるでちゅわ。これはニオイを確認する必要がありまちゅわ。」

「そう思うぢゃん。ちょっと、血をもらって分析しなければいけないぢゃん。」
 吝奈は立っている昆太に体を預けて、体臭を嗅いだ。身長差からお腹の辺りに鼻が当たっている状態である。

「ではソコにお邪魔いたしまちゅわ~!クン、クン、クサイ、超クサイ、すごくクサイでちゅわ~!魚が腐って、ドブにぶち込んで、さらに排泄物を混ぜて、発酵させたものを食べて、ゲロッた吐瀉物を頭からぶっかけられたようなニオイでちゅわ~!バタンキュー。」

 この世には存在し得ない超大型で猛烈な臭さで、吝奈は回転しながら卒倒した。可憐な口からは吐瀉物、ではなく、泡が吹いている。金色に輝くロングヘアーが同色のドレスにふわりと乗っている。

「よ~し。プスリ、チュー、とやるぢゃん。」

「痛い!針を刺してから言うセリフじゃないぞ。」
 ほっぺたに昆太の血液を差し込んだ木憂華。

「しめしめぢゃん。これをここに刺して、注入っと、ぢゃん。ひっく。う~ん。違和感に染み入るぢゃん。熱い、熱い、熱い、これは半端ないぢゃん。パコの血とは全然違うぢゃん。劇薬にわさびと辛子と緑唐辛子とハバネロを攪拌して、濾過した残留物を感想させて、メスを入れて傷ついた眼球にたっぷり塗布したような痛みぢゃん。ひくひくひく~!」

木憂華は拒絶反応を起こしている模様である。

「すごく酔いが回ってきたぢゃん。アルコール度数100%ぢゃん!」

 昆太は未成年なので、当然酒の成分など、あるはずない。しかし、木憂華は大いに酔っ払ってきて、白衣のボタンを全部外してしまった。そのまま横たわって、シナを作り、昆太に手招きしている。のっぺりとした手つきはかなりセクシーである。