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「キューリー夫人博士、いったいどうしたんだろう。でもどうやらお兄ちゃんはコゾウさん使いなんだ?」

「違いまちゅわ!魔法を使うことがてぎる原因でちゅわ。魔法発動の源泉とでも言うべき存在らしいでちゅわ。あくまで仮説でちゅけど。」

「じゃあ、これからお兄ちゃんをどうするんだよ?」

「お兄様が危険なモノかもしれない以上、朝田先生に見せるしかないでちゅわ。」

「でもあんちゃんを先生に見せたら、きっと没収されるぢゃん。」

大木の影から声を出して議論に参加する木憂華。

「だったら、家に連れて行く?」

「でもやっぱり危いでちゅわ。お兄様だけど、男の子かもしれないでちゅわ。」

「逆に男の子だったら、その辺に放置するのはもっと危ないよ。じゃあ、キマリだね。あたしの家にお兄ちゃんを連れて行くよ。」

こうして、箱子は昆太を頭に乗せて、家路についた。パワーはもともと人並み外れている。小柄ながら、そこはさすがにヤマンバである。


「うう。俺はいったいどうしたんだろう。この揺れはなんだ?気持ちいいぞ。」

「あっ、やっと気づいたね、お兄ちゃん。もうすぐ家だけど、もう降りても大丈夫だね。」

箱子と昆太は並んで山のひとつに向かっている。

「俺がロリっ子の上に乗ってる?こ、こんなことがあっていいのか。天地がひっくり返ってもあり得ないことなのに。それが現実化している!萌ネ、萌ネ、萌ネ~!」

「ちょっと、お兄ちゃん、うるさいよ。早く降りてよ。」

 萌えながら、残念そうに地面に着地した昆太。

「この山の中に、箱子の家があるのか?」

「そうだよ。でもこの山はヤマンバ一族のもので、うちの一族はこの山のどこかに住んでるよ。」

山の麓に洞穴が見えた。

「この洞穴が家なのか?これじゃあ、まるで竪穴式住居だな。まともな生活ができるんだろうか?」
昆太の不安をよそに、洞穴の前に立つと、しっかりとドアがあり、インターホンまで設置されていた。