iPad様々です


アルベニス

「トリアーナ」より💕

譜読みをしながら推理小説を読むように、リズムのポイントを見つけては消して書き足してゆきますが、iPadで譜面を見ているので、紙の楽譜のように、消しゴムのカスや鉛筆による書き込みの汚れのストレスがありません^_^



練習中盤の考察は、

その音楽の核となるリズムは、どんな曲にも一貫して統一されたものが隠されているので、

、それを見抜くと練習が楽しくなってきます!

レッスンでは、私が生徒さんたちに、各曲の

核となるリズムポイントを説明しています!



リズム🪘と一口で言っても、

いろんな捉え方があります。



例えば

この曲では、

休符を含んだ詰まったリズムが多いのですが、


休符の前後の音の弾き方次第で、

その場面の表情が決まります。

同じパターンのリズムも

鋭く弾くか?マイルドに弾くか?

それとも、うんと打鍵のスピードを遅くして

ゆっくり着地してみるとか、その場その場の

ニュアンスが楽しめます!

また、曲の流れ、テンポ感も休符によって支配することができます。

この部分はゆとりを持たせる!とか、突き進む箇所など、その場面にさしかかる前の段階で仕掛けてゆきますが、それを、休符をきっかけに作りだします。

前もってサインを出してゆくしくみをつくります。



こういうリズム面からの考察で攻めてゆくと

もう、曲の全ての音に

意味を持たせて色をつけないと気が済まなくなります!


ただ、


このような考案は、

舞台上で、予定通り弾けた時はじめて成功といえるので、楽譜に考え抜いた考察を書いたところから、無限大の努力が要ります。

舞台の上で、次の音はどうやって弾くんだったかな?とか、楽譜を見ないと弾き方がわからない!なんて言っていたら、

普通に何も考えず弾くよりもずっと下手になり、それどころか演奏がめちゃくちゃになります!


これにはもう弾き込む時間が必要!絶対量の練習が必要です!


↑考察も最後の方になると、曲全体をチェックしてゆく作業が中心になります。

細かな部分から全体を見渡すところまで、練習の幅は広がるばかりで大忙しです✨


これを演奏企画書と呼ぶ?

例えば旅行だったら旅程表。

電車に一分でもおくれたら、乗り継ぎに失敗してその後の予定全てが狂うので、代替え案もを用意しておくもの。

演奏にもそれは必要である場合もあります!!


また、計画に沿ってメロディを弾く!というのも一つの案で、心のままに弾くメロディ、と思いきや実は細かなところまで計算ずみである、という場合もとても多いです、ショパンなんかはそうです。このように計画を持って奏でてゆくと、ここでタメて弾くとテクニックが安定する上に曲も甘美になる!とか、そういういい効果を引き出すことに成功します。

これは、ピアノは勿論、ヴァイオリンなど弦楽器の超一流のプロもそういうことは必ずしているし、演奏会を聴きにゆくと、そのようなちょっとした気遣いのテクニックはとても参考になります。


演奏に深みが出るだけではなく、演奏がしやすくなる秘策の隠し味のようなものです

秘策の引き出しはたくさんあればあるほどよい!


どんなに超一流の演奏家でも、

初めて取り組む楽曲に対しては、一小節ごとの緻密な計画をしてゆき、曲の解釈や色付けなどの考察をじっくりとしてゆくので

このような演奏の方向性をなるべく早く考察してゆくことができる人ほど残りの時間を弾き込む練習に充てることがてき真に上手い演奏になる!と私は思っています✨


今、世界的に見ても、演奏テクニックがどんどん進化していって音色に個性を持たせる技を持った上手い人がたくさん増えてきて、

昔みたいに単なるテクニックの華やかさだけで魅せる!というのは

もうつまならくなり、何か音楽が魅力的であることに意味がある時代。

豊富な引き出しのある演奏をする人がたくさんです!



生徒さんのみんなもどんどん一緒に考察してゆきましょう!!


さて、

私のこの企画書、アルベニスの名曲「トリアーナ」が

ここまで念入りに考察を練って来るのに結構な時間がかかりました、、😅よって弾き込む時間が短くなってしまうのですよね

🤔。


練習量を増やすためにこれからも練習は果てしなく続く、、、、、



✨🤞最後に。

楽譜をiPadに入れて練習しているので、あれこれサクッと画面に書き足せるけれど、反面

紙の譜面に書いたものは、しっかり練習の跡が残りますから、どちらがよしか?というと一概には言えません、、


スクリヤビンのワルツを今、生徒さんとしていますが、

これは私が昔舞台で弾いた際に紙にしっかり指つかいを残しているので、


全部の音に、秘策の指番号がふってあり、それを生徒さんへ必要箇所のレクチャーをしています。


スクリヤビンの初期のワルツは一見楽々弾けそうに見えるのですが、実は音域が広すぎて、スクリヤビン自身も絶対に届かないような、しかも複雑な和音展開が多いので、

指つかいは最上級に様々な工夫をこらして苦労して苦労して考案し紙の楽譜に書き残していて本当によかったです!😅✨🤔


さて、アルベニスのトリアーナは

このリズム🪘アイデアを紙に残すかどうか????


とても悩みます🤔