ラヴェル

「クープランの墓」

第一曲プレリュード


朝の練習風景より😊


奥には、ラヴェル弾きで有名な巨匠ペルルミュテール氏の校訂の楽譜を。

手前には、日本の偉大なる作曲家、三善晃氏による楽譜を。


ラヴェルの著作権解消を機に出版された素晴らしい教本です。


ラヴェルは、

ピアノ教師ではないですし、ピアノも得意とはしておらずだった人ですので、弾きにくさを多く感じる作曲家なので、事あるごとに、良いサポートが得られるテキストを探しては買っていました。


ペルルミュテール氏は、ラヴェルに直接演奏を聴いてもらう機会を得たことを元に、この教本を出版しています。


そしてこの2冊は

単に演奏自体のポイントを知る、ということではなく、二つの教本からラヴェルが求めていた音質を知る上で、非常に貴重な楽譜です。


この教本を最初から使うのではなくて、

デュラン社で先ず独自に勉強しました。


そうして

私自身が何度も作品の中に入り込んで暗譜するほどに弾きこんだ上で、私自身のラヴェル観や、フランスやスペインといったラヴェルに由来する土地の香りや、当時の世情に触れた時にはじめてこの教本の校訂された意図に気づくのだろうと思います。


作品を知る上で、さまざまな経験や知識が必要ですが、まずは、作品に入り込んで、たくさん練習することが大切だと実感します。



実は手取り早く、この校訂たちのものを使い

譜読みを始めたところ、案の定大失敗しました。

つまりは、ラヴェル観を持った巨匠の意図する校訂本に、下っ端の私の頭が通用する訳はない!ということです。


だから、

このような素晴らしい校訂な教本は、遠くぼやけて見えるくらいに置き、時折BGMのように眺めるのが良いなぁ、とつくづく思います。