今日はお昼からこの曲に苦悩しています



リスト

「泉のほとりで」


私に、この曲がとても似合うし絶対素敵になる!とおっしゃった方がいて、ずっといい気になって弾いていたら、甘くはなかったです。

こういうシンプルな曲ほど、少し弾けてくると、全くつまらない仕上がりになってきます。

本当は取り組みの初期に、猛烈に繊細な音作りが必要であったことを失念しており、甘く見ていました。


まず、この冒頭こそ、全てが決まる大事な場面です!


ここだけの攻略で午後から一つも進まずずっと苦悩しております


自分の音を録音しながら考えては弾き録音を重ねております。



リスト「泉のほとりで」といえば、

ラヴェルの「水の戯れ」を引き出してゆくきっかけとなったリストの曲群の一つの傑作です。


それは印象派の絵画のように、水そのものの形を

音に書き起こして、水の描写を音楽で表現するという斬新な音型を最初に考案したのがリストと言われております。

また、

ラヴェルの「水の戯れ」に並び、ドビュッシーの「水の反映」は、なにかとその両者の水の意識の違いが話題になる素晴らしき美しき曲です。

リストがその前段階としてさまざまなピアノテクニックを考案したものが、ラヴェルとドビュッシーに影響を与え、両者へ枝分かれし、二つの響きの違いが生まれ、その譜面を見るだけでも大変感慨深いものがあります。


リストの書いた曲で、もう一つ、エステ荘の噴水があります!

この曲こそ、繊細な水の流れを優雅に表現したロマン派最大の傑作と言われています。


水の曲はそれだけ古くから魅力があり、音楽の題材になってきました。



イタリアのヴェニスを歌った舟歌は、

ロマン派では多くの作曲家によって書かれており、ショパンも美しい舟歌をかいています。

フォーレもまた同様の題材でたくさん作曲しておりますし、

ほかに水ものでは、

ラヴェル、ドビュッシーの「オンディーヌ」もあります。


それらは全部念入りに弾きたい曲ばかりです!


それぞれの作曲家がイメージした水の美しい流れの違いを感じながら演奏してゆくことは、一つの偉業ともなります。



さて、練習は、

「泉のほとりで」の冒頭に全力を傾けて、考察を進めてゆきますと、一つネックになる音が出てまいりました!

これぞ扱いにくい音の代表です!







一音一音に意味を持たせて弾いてゆくにはまだまだ考察と訓練が必要です^ ^


また、

ドビュッシーでもなくラヴェルでもなくリストの水の音を作る!ということなので、


リストらしく弾くとは!ということも考えてゆきます!


なんとなく青写真はぼちぼちとできてきましたが油断せず何度も楽譜に問いかけながら考察をすすめます。


そして

今日の一番の収穫として、

つい埋もれてしまいがちな、

左手のメロディラインの演奏法の攻略に、

我らが助っ人が登場しました!



ドラえもんです!


どうしても埋もれて聴こえる左手の大切なメロディラインをドラえもんの手を真似てみると!


お見事!美しく鳴ってくれます!




😮‍💨楽曲を仕上げるのに、頭の中と体と苦悩の連続でないと美しくうまくは行かないな!と

実感しております^ ^


何事も汗と努力💦を!