我が家での生活が始まったニャンコたち
まずはピーちゃん♀猫

兄弟たちの中で一番臆病で、何を見てもビクビクあせる
下の写真はすっかりリラックスしてのびのび合格
我が家にきて数日のこと。
帰宅して玄関のドアを開けたらピーちゃんが外に飛び出してしまい、5階から1階へ落下びっくり
急いで下に降りていくとピーちゃんは座ったまま放心状態でボーッとしてました。
急いで夜間の動物病院へ連れて行ったところ、内臓の破裂もなく、骨折の様子も見られずなんと無傷!!
お医者さんには何年かして後遺症が出る可能性があると言われたものの、そんな心配無用でしたOK

その日を境に、臆病だったピーちゃんは性格が変わったように強くなりました笑

2017年 秋
ピーちゃんの食欲と水を飲む量が異常に増え、ついには自分の排泄物うんちを食べるようになりました。衝撃すぎて即、病院へ病院

診断の結果、甲状腺ホルモンの数値が高いことが発覚。代謝を活発にする甲状腺ホルモンが過剰に分泌されることで、ご飯を食べているのに体重の減少が起きるとのことでした。
病院で紹介してもらったキャットフードに変えたところ、食欲が通常に戻り、排泄物を食べることも一切なくなりました。

病院で紹介されたキャットフード

一年後の2018年秋、
貧血の症状が見られたので再度病院へ。
相変わらず甲状腺の数値は高いものの身体的な腫れもなく、脈圧も強く、経過としては良好とのこと。
貧血の原因は甲状腺疾患から付随している可能性があるという見解でした。
甲状腺ホルモンの抑制薬と鉄剤サプリメントを処方してもらいました。

2018年12月
年末年始の休みが心配だったので念のため病院へ。
薬の効果もあり、甲状腺の数値は低下。
体重も前回の1.8キロ→2.4キロまで増え経過良好。

2019年1月
連休明けから急に食欲がなくなり、ドライフードを口にしなくなりました。チュールだけは食べてくれるので、お店で全種類のチュールを購入。飽きないようにいろんな味を交互にあげるようにしました。
チュールしか食べない日が数日続いたものの、ついには吐くように。またまた病院へ。
体重は1.8キロに減少。
筋肉量の低下と脱水が重度の状況で、脈圧が弱く、血液検査では腎数値が上がっていました。
今回の症状は腎不全によるものと疑われました。
仕事の都合で通院が難しいので、この日から自宅で点滴を打つことになりました。

2019年1月24日
朝会社に行こうとしたら、フラフラしながらピーちゃんがついてきて、大きな声で2回ニャーって鳴きました。
1月の連休以降辛そうで、鳴くことさえ無かったのに。身体から力を振り絞って、渾身の力を込めて鳴いているのが「行かないで」って言ってるように聞こえて。

会社に事情を話して、その日は仕事を休むことにしました。
電話に出た会社のオジさんが、「猫はペットではなくて家族なんだから。大切な家族が大変な時は側にいてあげて」と言ってくれて心から感謝です。

ピーちゃんを抱っこして膝の上に乗せてひたすら撫でてました。
呼吸も弱く、さっき力強く鳴いたのが空耳だったんじゃないかっていうくらい、身体の力が全く入ってない感じでした。


この日、ピーちゃんは息を引き取りました。

14歳と8ヶ月。
寿命が短いと言われていたのに、ここまで長生きしてくれてありがとう。最期までよく頑張りました。


毎朝アラームが鳴ると、お腹の上に乗ってきて顔を覗き込んで起こしてくれたピーちゃん。

最期に必死に声をかけてくれたピーちゃん。

思い出は尽きないけれど、今日はピーちゃんが虹の橋へ行ってから2年。

元気かな?
会いたいな。
幸せに過ごしてるかな。

ずっと見守っててね。
ピーちゃん、ありがとう猫