昨日の記事でBCだのABだの州の略称でお話しましたが、
カナダに留学していてよく聞く略称のひとつに
PEI
があります。
これは、
Prince Edward Island(プリンスエドワード島)
の略称です。
もちろん京都と違ってJRではいけません。
PEIはカナダの観光ではとても有名で、
日本人には大人気な「赤毛のアン」の故郷。
トロントから飛行機で2時間あまり。
広いカナダ、トロントから到着すると
時計を1時間進める時差があります。
(日本からみると、トロントは夏時間で−13時間、PEIは−12時間)
プリンスエドワード島はカナダで最も面積の小さな州で、
州都は島のほぼ中央の海岸沿いにあるシャーロットタウン(Charlottetown)です。
実はカナダ建国の会議行われたということで、「カナダ誕生の地」としても
知られています。
州都のシャーロットタウンも人口3万人ほどののどかな街ですが、
赤毛のアンファンにはキャベンディッシュ(Cavendish)がおすすめ。
キャベンディッシュPEI北部のプリンスエドワード島の北部、セントローレンス湾に面した小さな村ですが、
赤毛のアンの「アヴォンリー村」のモデルが多く点在する
作者のモンゴメリが育った村です。
読んだ人ならピンとくる「グリーン・ゲイブルズ・ハウス」や、
「お化けの森」「恋人の小径」などなど、小説に登場する舞台が残されているので、
いまでいう聖地巡りができちゃいますね!
その他にも、モンゴメリの生家があったり、
「アンの幸福」の舞台となったPEI第2の都市サマーサイド(Summerside)など、
島には赤毛のアンの世界が広がっています。
どこか懐かしい風景がたくさんあってホッとするPEI。
カナダに滞在している間に一度訪れてみてはいかがでしょうか?