まず留学する際にどういった保険があるのか、
保険の種類について、です。
大抵の留学生が選ぶ保険の種類としては3つ。
- 海外旅行保険
- カナダの医療保険（留学生向け・旅行者向け）
- クレジットカード付帯保険
です。
各保険がどういうものなのか、詳しくはこちらに載っています。
どう違うのかだけざっくり紹介しますね。
■海外旅行保険
日本の保険会社（外資含む）が提供している、
海外旅行に行く人のための保険。
留学生保険と名付けているところもありますが、
海外で生活するリスクに対する保険というところで、
大きな括りとしては同じになります。
死亡、疾病傷害治療、後遺障害、賠償責任などが補償される他、
携行品損害（盗難など）、飛行機遅延やロストバゲージなどでも
補償がつくプランがほとんどです。
移動も含めて海外で生活する上で起こりうるリスクに対して、
広範囲で補償されます。
その分保険料（掛け金）は高めとなり、
1年間だと15〜25万円くらいになります。
↑これらが海外旅行保険です。
■カナダの医療保険
カナダで加入できる医療保険です。
学校やエージェント、現地の保険代理店などを通して加入することができます。
医療保険になるので、
死亡、疾病傷害治療、後遺障害などは補償されますが、
賠償責任や移動中のトラブル（飛行機遅延など）の補償はありません。
その分保険料が安く、1日あたり$2程度で加入できることが多いです。
1日$2だとすると、1年間で$730（$1＝90円換算で65,700円）になるので
長期でお申込みしたい場合には保険料はかなりお得です。
■クレジットカード付帯保険
クレジットカードの中には、
海外旅行中のトラブルを補償する保険が含まれているものがあります。
補償内容や金額については持っているクレジットカードによって違うので、
確認が必要です。
適用される場合には多くの場合は追加料金なしとなるので、
余計なお金をかけたくないという人にはおすすめです。
注意しなければならないところは、
保険期間は最大3ヶ月までのところがほとんどなので、
長期留学の場合には別途留学期間がカバーできるように
保険をかける必要があります。
また、留学に適用されるのか、保険の適用条件が設定されていることもありますので
クレジットカード付帯保険を利用する場合には
カード会社へ確認、また付保証明を出してもらうなどの対応が必要になります。
安心の補償を求めて日本の海外旅行保険に加入するか、
それとも医療保険だけに絞ってカナダの保険に加入するか、
はたまた3ヶ月までの短期であればクレジットカード付帯保険でまかなうか、
そういった判断になってきます。
次回、補償の内容についてもう少し掘り下げていきますね。
