ホームステイがおすすめという話でしたが、
このホームステイについての
幻想を打ち砕こうと思います(笑)
昔に比べると、
留学の情報が手に入れやすくなったためか
ホームステイへの
幻想的な憧れは薄れている感があります。
でも心のどこかで期待してる部分がある…はず。
・毎週どこかにお出かけに連れていってくれる
・家族のように温かく迎えてくれて、すべてお世話をしてくれる
・なにかと自分のことを気にかけてくれる
・怒らない
・毎食好みを考慮して心をこめたご飯をつくってくれる
渡航前に
こんな理想のホームステイを
思い描いてはいませんか??
さすがに全部を期待している人はいない(と信じたい)ですが、
1コくらいは当てはまっていてほしい!
と思うのではないでしょうか?
残念ですが、
とりあえず1つずつ潰させていただきます。
・毎週どこかにお出かけに連れていってくれる
↓
そんなわけない。
日本で毎週どこかにお出かけしている家庭、どれくらいありますか?
カナダも変わらないです。
洗濯して掃除して、買い物したら週末が終わる…ことも多々あるはず。
・家族のように温かく迎えてくれて、すべてお世話をしてくれる
↓
ホストマザーはあなたのお母さんでもなければ、
理想のお母さんでもないです。普通のおばさんです。
またステイ先はホテルでもないので、
自分のことは基本自分でやりましょう。
・なにかと自分のことを気にかけてくれる
↓
まず自分の家族優先。
あくまで生徒さんは寄宿生。
自分の子どもと違い、
留学生の人生に責任を負っているわけではありません。
・怒らない
↓
怒ります。人間だもの。
・毎食好みを考慮して心をこめたご飯をつくってくれる。
↓
家庭によって異なりますが、
夕食にサンドイッチが日常、マカロニチーズ上等!が
普通な家庭もあるわけです。
そもそものホームステイの定義↓
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ホームステイ(homestay)とは、
留学生などが、その国の一般家庭と寄宿し生活体験をすることである。または、その制度。受け入れる家庭のことをホスト、その家族をホストファミリーと呼ぶ。
(ウィキペディアより)
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一般家庭に留学生を受け入れるホームステイ。
本来、寄宿して生活体験ができればOKなのです。
なのになぜかそこに多くの+αを求めてしまう留学生。
悩み傷つき、ホームステイをディスり始める留学生。
なんかいつも不満そうにしている(そのくせ口では大丈夫と言う)
留学生をどう扱っていいかわからないホストファミリー。
あっという間に
負のスパイラル。
お互いにホームステイ期間満了をホッとして迎える
望ましくないパターンの完成です。
■現実にどう対処するか?
でも「どうせこんなもんかー」ってあきらめながら
留学に出発するなんて、なんか虚しいですよね。
上記の期待は、そもそもが受身。
何かをしてもらうのを待っている状態です。
それが満たされなかったから期待はずれ、というのも
おかしな話ですよね。
もしもっとホストファミリーと距離を近づけたいなら、
自分から働きかけてみるといいです。
・週末の予定をきいてみて、
買い物などに行くならくっついて行っていいか聞いてみる
・部屋に閉じこもらず、リビングで話しかける相手を待つ
・怒らせないように、どういう行動をしたら怒るかラインを探す
・食事については、あきらめる(日本の普段の食事はレベル高いんです。笑)
などなど。
人と人の付き合いだからこそ、
対処法を考えれば取る手立てはたくさん見えてきます。
かなり偏った書き方になっていて誤解を招きそうですが、
もちろん、心をこめて留学生を温かく迎えてくれる家庭もあるし、
時間がなくてあまり深くは関われなかったけど、
留学生活頑張ってほしいなと思ってくれているホストもいます。
ただ、思い描いてた理想のホストファミリーじゃなかったというだけで
裏切られたと感じるのはちょっと待ってもらいたいなぁと。
次回は僕自身のどたばたホームステイの思い出を
お伝えしていきます!
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