そもそも僕が思うに、お互いメリットを感じる状況じゃないと人と人は一緒にいない。

シンプルです、メリットというとマイナスに捉えてしまったり利己的に感じてしまう人がいますが、よく考えてみてください。肉親以外であなたの周りにいる人を思い浮かべます。

さてどうですか?

僕はYさんというアシスタントがいますが彼は僕の仕事環境を整えてくれます、彼はお給金を受け取ります。

 

もしあなたがメリットを感じない組織(人たちと一緒)にいるとすれば、残念なことにどちらかの犠牲、我慢の上に成り立っていたり。

僕は人間関係はフラットであって欲しいと思っているんです。

なんであなたは仕事するの?このシンプルな問いを最小単位の1対1のコミュニケーションで組織の末端まで行き渡らせる。これが最もベーシックで組織論の真髄だと思う。

究極は組織の最上位者が一人一人のことを理解することだと思うけど、それは人数によっては物理的に不可能なので、それぞれが責任をもってカバーしあえればいいと思う。最小単位の1対1の関係性においても組織だからどちらか一方が上位者にあたることになる、その上位者が相手が何を望むのか知ること。

面接などではよくありがちな、いいことばかり伝えてしまうこと。

そんなことをしてしまう面接官の気持ちもわからなくはないけど、後だしジャンケンはしてはいけないこと。

後々なんであの人にこんなこと言われないといけないんだよ、など不満となります。ではなぜそんなことをしてしまうのでしょうか?人間誰しもが持っている好かれたいという感情のせいだと僕は思います。理想の形はそういった後だしジャンケンをしなくても魅力的だと思ってもらえること。

物事は表裏一体ですからポジティブな裏にはネガティブな要素もあることを理解しましょう、そしてそれをきちんと伝えること。例えば、忙しい仕事なのだとしたら、なぜこんなに忙しいのか、それは自分たちは業界で一番になりたいと思っているから、など理由を説明しましょう。これをきちんとすることで長く一緒に仕事ができます。

一番やってはいけないことは、いいことだけを伝えて人を集め契約書にサインをさせてしまうことです。蓋を開けてみたらいいことばかりではないことはすぐわかってしまいます。そして結果として相手はモチベーションを下げることになりあなたもあなたの組織も発展しにくい状況となるでしょう。

そんな結果を避けるためにも、

1、なぜあなたを誘っているのか

2、それにより未来にどんな発展があるのか

をしっかりと説明し一緒に仕事をしよう!と伝えるのです。

繰り返しになりますが、組織論は1対1のコミュニケーションです、そして全てはその応用なのです。対部下であっても対上司であっても。

問題の80%はコミュニケーション不足から起こると言われるように、正しいコミュニケーションを取ることがまずは組織論のファーストステップです。

ここでありがちな落とし穴を一つ紹介します。

 

例:シンさんは部下と週に2回は仕事が終わったら飲みに出かけています。

話題のレストランを部下のために予約し大いに食べ、飲み、話し、笑う。

シンさんは部下とともに週に6時間以上の時間を過ごしているのでコミュニケーションは十分に取れていると思っています。

 

ここでお伝えしたいのは時間と質は比例しない、ということです。

例え週に二回コミュニケーションをとる時間を設定していたとしてもそこでどんなコミュニケーションを交わすか、それが大切です。

ポイントは一つ。そのコミュニケーションが相手に矢印が向いたものになっているかどうか。

シンさんがもし部下とのコミュニケーションの中で、合コンで出会った女の子とのデートの話や、最近お気に入りの新しい車用品の話、子供の将来に向けて始めた投資術などを話していたとしたらシンさんについての理解は深まるでしょう、しかし、シンさんとともに仕事をする人たちのニーズ、つまり彼らはなぜシンさんと仕事を一緒にしていて、これからどんなことをしていきたいと思っているのかへの理解は深まりません。

もしシンさんが今後もこのようなコミュニケーションのやり方で彼らと接していった場合、彼らは上位者からの導き不足で彼らの目指すものや目標からずれていき不満を感じ、楽しさがなくなってくるという可能性もあるのです。

シンさんにとっても、彼らにとっても明るい未来ではないですね。

上位者は自分のために働いてくれる人が沢山いる状況を作ることで結果として自分も救うことになる、ということを忘れてはいけません。

 

上位者が相手の目標を理解し、理解したことを相手に伝える、その目標を達成することで組織にもこんなメリットがあるのだ、ということを共有することで初めて二人は同じゴールに向けて進んでいけるという合意がもたらされます。

 

この合意がうまく行われなかった場合、相手は`やらされている感`を感じることになるでしょう。

 

 

なんであなたは仕事をするの?

 

様々な理由があると思います、お金を稼ぐため、楽しいから、好きだから。

その理由を理解しようとすることが第一歩だと思います。

望むライフスタイルを手に入れるために働くのでは?とという前提で相手と接することにしています。

これは雇用関係が無ければないほど必要になってきます。

雇用関係は悪く作用すれば`甘え`になるからです。ろくにコミュニケーションを取らなかったとしても給料を支払っているから働け!という思考になりがちなのです。

我々日本人は特に文化的背景からか、自分の話題を深く掘り下げることをしませんが、将来の夢、やってみたいこと、望むライフスタイルをぜひパートナーとシェアして欲しいです。

僕は自分と仕事を共にしてくれるパートナーに対して、彼らの人生の時間をもらっているということを常に意識するようにしています。限られた時間をいただいている以上、理想のライフスタイルに向かって進んでいけないという状況はとてももったいない時間であり、無駄な時間になってしまいます。

`僕たちが一緒に仕事をしている理由はなんだった?`

と常に自分自身にリマインドし続けることを忘れないように心がけています。

冷静に考えればわかることですが、`後だしジャンケンはしないこと`これを意外とできていない人が多いように感じます。

僕も人間ですから、大変なことを伝えるよりも楽さ、楽しさを伝える方が簡単で、心も楽なことを知っています。

しかし、このようにして集めた人材は当たり前ですが、長続きしません。