トウモロコシ収穫勉強会を終えて
名古屋市内で2ヘクタールと最大級の 『名古屋みなと農園』 を管理されている坂野克也さんに、今が旬のとうもろこしについていろいろと教えていただきました。
夏はとうもろこしと枝豆、冬はブロッコリーを中心に冬野菜全般を作られ、収穫体験もできる農園です。ハウス敷地の一角にお花いっぱいの可愛い直売所もありました。
都市近郊農園だからこその新鮮さが魅力で、特に夏のとうもろこしは収穫当日の朝、店頭に並べられるのでお客様に喜んでいただけるそうです。近隣のデパートや高級スーパーにも並べられています。
とうもろこしはもぎたてが一番甘いのですが、高温になると糖分をエネルギーとして使うため時間が経つと甘みがおちてしまうそうです。
とうもろこしの最適保存温度は0℃、皮付きのままできれば野菜室より冷蔵庫で、立てて保存がいいそうです。
気になる味の違いは「収穫してからの時間の違い」だそうです。甘いはもちろん、粒皮柔らかく、香り高いとうもろこしを頂くにはやはり当日ですね。
坂野さんおすすめの食べ方は鮮度重視で「電子レンジで4分」です。
勉強会に参加した皆でとれたてのとうもろこし、ゴールドラッシュを生で試食させていただきました。とろっと甘くてジューシー。ちょっと粉っぽい。
虫に少し食われたとうもろこしは、すでに醗酵しているのかアルコール臭もする!などとワイワイ楽しい時間をありがとうございました。
野菜ソムリエ 柴山久美子