ヤッホー! やまたんで~す。
5月号の、「致知」誌よりの抜粋です。
今号の特集テーマは、
「その位に素して行う」 です。
孔子の孫、子思が著した「中庸」にある言葉です。
立派な人物は自己に与えられた環境の中で、
運命を呪ったり不平不満を言ったりせず、
精一杯の努力をし、それ以外の事は考えない、
ということです。
これに関して、次のような記載がありました。
昭和30年代、プロ野球のオールドファンなら、
誰でもが知っている野球選手の話です。
この人が登板すれば必ず勝つという伝説を残し、
「神様、仏様、稲尾様!」と謳われた西鉄ライオンズの投手、
稲尾 和久さんです。
昭和12年生まれ、高校3年の時に西鉄にスカウトされます。
当時、高卒の初任給は、6000円が相場の時代に、
月給35000円、契約金50万円。
契約に来たスカウトマンがちゃぶ台に50万を積み上げた時、
お母さんはその現金を見て気絶した、という。
そして、
卒業前からキャンプ入りした。
卒業式が間近になり先生から連絡が入った。
「お前のために特別の卒業式をしてやるから帰ってこい」と。
監督にその旨伝えると、
「お前、帰りたいか」 と問われた。
「はい、帰りたいです」、
「そうか、帰りたいだろうな。 しかし、お前は過去の思い出に生きるのか、
未来に生きるのか、どっちだ。 自分で決めろ」
この言葉に、18歳の少年は帰るのをやめ、キャンプに残った。
球団には同期の新人が2人いた。
日が経つにつれ、その2人と自分の扱いが違うことに気づく。
一人はコーチがついてブルペンでピッチングの練習。
もう一人もバッティングの練習をしている。
しかし、
自分は打撃投手ばかりで、「手動練習機」 と呼ばれた。
或る日、稲尾さんは二人を食事に誘った。
それで分かったのは、
二人は、それぞれ月給が10万円と15万円、契約金が500万円と800万円
ということだった。
稲尾さんは自分の立場を知った。
普通なら、
ここで、
心が折れたり
投げやりになったりしがちである。
だが、
伸びる人は、
あらゆる条件を生かして伸びていく。
稲尾さんは、
黙々と打撃投手を務め続け、
あることに気づく。
打者はストライクばかりでは
バットを振り続けなければならず、
嫌がる。
4球に1球ぐらいは、ボールが交じると、
ゆとりができて喜ぶ。
稲尾さんは、4球に1球は
ボールを投げることにした。
480球投げるなら、120球は
自分の練習のためだけに使える。
高め、低め、アウトコース、インコース、
ボールにする1球に、「精魂」 を込めた。
こうして、稲尾さんは
無類の、「コントロール」 を身につけていったのだ。
これは、正に
「その位に素して自分を鍛え」、
偉大な投手への人生を切り開いたのである。
先人の足跡に学び、
私たちも、其位素行の人生を歩みたい!
以上ですが、
私は、この話を見聞するのは3度目になりますが、
月刊、「致知」誌は、
この様な人生の苦難を乗り越えた話、
本当の感謝の気持ちを醸成させる話、
90歳100歳の方が、「今も現役」の話、
20代を、どう生きるか?の話、
孔子などの東洋思想の話、
「致知随想」(私は、これが一番好きです.)
etcとにかく、感動する記事ばかりです。
これが、月1000円もしないで読めるなんて
安すぎると私は思います。
どうぞこの月刊誌、よろしかったらご購読下さい!
(出版社の回し者ではございませんが・・・・)
では、今日はこの辺で・・・
やまたん。
