こんにちは!
コミュニケーション検定スタッフの佐藤です(^^)
今日は先日出した問題事例の解答をします!
先日出した問題はこちらでしたね↓
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テレビのニュースの中で、次のようなことばが聞こえてきましたが、意味がとてもとりに くい気がしました。
その理由として、適切なものを選びなさい。
「あめりかの さいこうさいばんしょは はんじになるとみられていた さいばんかんの しめいじたいを あきらかにしました」
① ひとつの主語とひとつの述語が、適切な形で対応しておらず、意味がとりにくいから。
② 主語にかかる形容詞に比べて、目的語にかかる形容詞が長過ぎる複雑な構文だから。
③ 「しめいじたい」の意味が、一度聞いただけでは、つかみにくいから。
④「あきらかにしました」を聞いたときには、その主語を忘れてしまっているから。
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この問題の正解は…
③ 「しめいじたい」の意味が、一度聞いただけでは、つかみにくいから。
でした!
詳しく解説していきますね。
「しめい」は、「氏名」とも「指名」「使命」とも考えられ、
「じたい」も、「自体」とも「字体」とも、あるいは「辞退」とも解釈できてしまいます。
耳で聞くことばは、聞く端から理解できていくことが大切な条件で、
できるだけ引 っかかりをもたれないように、表現を工夫する必要があります。
たとえば、この場合は、 「裁判官が指名を辞退したことを明らかにしました」などとすれば、わかりにくさ は解消されます。
聞き手が理解しやすいかどうかを、常に考えようとする姿勢が、このような工夫ができる力を養ってくれますよ(^^)
普段から意識していけば、円滑なコミュニケーションにもなりますので、
是非心がけてみましょう!
今日もここまでお読み頂きありがとうございました!
それでは、またー☆