【NY市場】 2013/4/18
NY金 1392.5 +9.80 +0.70%
NYダウ 14537.14 -81.45 -0.56%
ドル円 98.15 +0.04
ユーロドル 1.3052 +0.0021
【東京市場】 2013/4/19
夜間/始値・高値・安値・終値
4,372円 4,450円 4,369円 4,396円
日中/始値・高値・安値・現在
4,419円 4,420円 4,404円 4,409円

現在は米国、欧州、日本においてソブリンリスクが一時期に比べるとかなり低下してきております。世界的に、これだけの量的緩和を行なっていても通貨への信任は徐々に回復しているという論調から、インフレリスクはしっかりと抑えられており、金に対する投資需要が落ち込んでいるのが現状であると言えそうです。

しかし、本当に現在の先進国が安定的な景気拡大期に入っていると信じられますか?私も好景気を望んでいますし成長を期待していますが、まだまだ一歩踏み外せば恐ろしいことが起こる可能性を秘めている状況ではないかと考えております。

現に、米国は今年始めに何とか財政の崖問題を先延ばししたものの、今月の雇用統計、先のベージュブックの内容からしましても、のらりくらりと改善の動きは見られるものの、成長については、はっきりしない状況です。それにもかかわらず、市場は金融緩和策の縮小時期に目を向けており、金からはいち早く資金が流出したようです。

米株式市場は一週間前に付けた史上最高値14,887ドルから約2.5%の下落を見せており、これが先月の踊り場の価格帯です。14,400ドルを下抜ける動きになると、少し調整入りとなりそうです。金にとっては強材料となるでしょう。

昨晩のG20で懸念された円安批判について、黒田日銀総裁は今回の量的緩和は通貨切り下げ競争のためのものではなく、国内物価安定のためであると語ったようです。米国の財務長官もG20の合意内容の範囲内であるとの理解を示しました。米国は暫く日本の外債購入を頼りにしていると思われます。米国のお墨付きをもらっているドル円の円安ドル高は非常にわかりやすい流れなのではないかと思われます。

円安ドル高はドル建て金価格を圧迫しますが、円建て金価格を下支えします。来週の日銀会合においても、円高向かってゆくような大きな政策転換はないと思われます。あっても調整でしょう。

本日も中国時間開始後に大きな変動がありました。昨日と一緒です。しかし、昨日のような40ドルの動きではなく、本日は5ドル程度の可愛い動きでした。5ドルの動きを可愛いと思えるところが、いまの参加者の心境です。

市場は少しずつ、少しずつ底堅くなってゆくと思っております。焦らず、じっくり『金』のなる木を育てましょう。

本日の経済指標・要人発言
米 G20 財務相・中銀総裁会議
独 3月PPI(前年比) 前月+1.2% 予想+0.7%
ユ 2月経常収支(基調済) 前月+148億ユーロ
 遠藤 豪

SPDR GOLD SHARES・ETF残高 1132.99(18日)1134.79
リースレート 0.02%(18日)0.01%

CFTC大口投機家 買越 119,359枚(9日時点) 先週 買越 120,206枚
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