【NY市場】 2013/6/3
NY金 1411.90 +18.90 +1.34%
NYダウ 15254.03 +138.46 +0.91%
ドル円 99.52 -0.96
ユーロドル 1.3077 +0.0082
【東京市場】 2013/6/4
夜間/始値・高値・安値・終値
4,510円 4,524円 4,485円 4,520円
日中/始値・高値・安値・現在
4,539円 4,540円 4,530円 4,531円

SPDR GOLD SHARES・ETF残高 1013.15 (3日) 1013.15
リースレート1ヶ月 0.12 (3日) 0.12

約2週間前にドル円は100円を超え、いよいよ異次元の政策に沿って異次元の上昇が始まるかと思われましたが、なんて事はありません。昨晩はその100円をあっさりと割り込みました。100円を上抜けるのに1ヶ月以上トライを繰り返していた4月と同じ水準レンジに落ち着くのでしょうか。

このところ株式市場の調整が日本、米国でも目立ち、ドル円に関しましても巻き戻しの動きがみられます。昨晩は米国の5月ISM製造業景況指数がその動きを活発化させました。昨年の夏場の低迷から徐々に回復基調にあった景況指数でしたが、再び景況感の分水嶺となる50を割り込む事となりました。

金融市場の話題の中心にある『FRBはいつ出口戦略へ動くのか?』という疑問に対する答えを皆が様々な材料をもとに推測している訳ですが、昨晩のISM景況感指数もその材料の一つであり、過去においてその50という数値を割り込んでいる時にFRBは利上げを行った事はありません。

故に、現在の金融緩和、量的緩和が継続されるという思惑から、過剰流動性の増加による株高、ドルの希薄化によるドル安ということのようです。実際は景気が悪化している数値でしたので株が上昇する事自体おかしいわけですが、今後の景況感よりも単にFRBが金融緩和を続けるのか否かで相場が動きました。景況感をもとに売買を進める類いの資金はこのところの調整安で意気消沈しているのかもしれません。

4月のドル円100円越えの時は、東京金は一気に5,000円を超えました。今回の100円割れのときは4,500円前後で推移しております。その差は500円。その頃と比べて大口ファンドの買いは約4万枚減少しておりますし、ETFは約100トンの減少となっております。

それらの資金が株式市場へ大きなリターンを求めて動いた訳ですが、ここ最近の巻き戻しの状況に置いても金が上昇していない事を考えますと、金よりも米債券へ資金が流れやすくなっていると思われます。米国の最大のリスクは過ぎ去った感があり、金利のつかない金を買うよりも国が潰れさえしなければ国債を買った方がよいのです。経済危機の山場を過ぎているとするならば、金上昇の山場も過ぎてしまった可能性も高いのです。

相変わらずレンジ内の動きです。先日4,625円までやや大きいレンジを示したことで、今回の下げはやや大きい4,485円までの下げとなりました。売り主体のレンジ売買をお薦め致します。

本日の予想レンジ 高値圏4590~4600円 安値圏4495~4515円

遠藤 豪

本日の経済指標・要人発言
豪 Q1経常収支 前回-146.78億豪$ 予想-90.00億豪$
豪 RBA・政策金利発表(現行 3.00%) 前回 2.75% 予想2.75%
英 5月建設業PMI  前月49.4 予想49.8
米 4月貿易収支 前月-388億$ 予想-411億$


CFTC大口投機家 買越 56,879枚(27日時点) 先週 買越 80,259枚
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