【NY市場】 2013/8/30
NY金 1396.10 -16.80 -1.20%
NYダウ 14810.31 -30.64 -0.21%
ドル円 98.15 -0.20
ユーロドル 1.3222 -0.0019
【東京金】 2013/8/31
夜間/始値・高値・安値・終値
4,406円 4,435円 4,394円 4,408円
SPDR GOLD SHARES・ETF残高 921.03 (30日) 921.03
リースレート1ヶ月 0.23 (30日) 0.23
【東京プラチナ】 2013/8/31
夜間/始値・高値・安値・終値
4,795円 4,850円 4,791円 4,836円
木曜夜の英国議会は今回の軍事介入について反対の議決を行ったことから、米英で軍事的に制裁を下すといったいつものパターンがなくなりました。以前、イラク戦争において軍事介入の根本的な理由となった「大量破壊兵器(原子力爆弾など)」をイラクが保有しているに違いないという憶測が、国連安保理の決議に違反するということで戦争に踏み切ったわけですが、終わってみれば大量破壊兵器はイラクから見つかることはありませんでした。
そして、金曜日にはその結果を受けた米国は「人道的介入」を大義名分としながら、正義を示すための制裁を下す意思を示したものの軍事的な内容の詳細には言及しませんでした。今後も英国との協議を続けるということですが、英国が武力行使に参加しないとなると米国のトーンダウンも否めません。
このような経緯が発端となり、また月末ということもあり買い方の利食い売りが先行する動きとなったことからドル建て金は1,400ドルの節目を下回る動きとなりました。東京金も一時は4,400円を割れる場面もありました。
昨日は、米国務長官が毒ガス仕様の証拠を入手したと発表しましたが、9日の議会承認が得られるまでなんとも言えません。政府は軍事介入の決議は通るとの考えを持っているようですが、議会では英国同様に批判が強まっていることで、微妙な情勢になってきているようです。
週末に発表されたCFTCの建玉明細によれば、ファンドの売り残は相当量減少していたにもかかわらず、買い残がほとんど増えていなかったことにやや驚きましたが、まさに今回の金価格上昇は売り方の買い戻しがつくった相場ということなのでしょう。オプション込みのファンドの売り持ちは54,000枚と今年2月以来の低水準です。この水準からは大きく買い戻しが進むとは思えません。これだけ上昇してきているにもかかわらずあまり買いが増えていないことを考えますと、ここから大きくファンドが買うとも思えません。買い残も含めて推測されることは、今後は売りが増えることによって価格は下落しやすくなる可能性が高いと思われます。
もちろん米国のシリアに対する状況次第で高値を試す展開も考えられますが、長続きはしないと想定しております。あとは、9月17、18日のFOMCを最大の焦点としながらも、今週末の雇用統計の内容にも注目です。予想では雇用者数は18万人の増加、失業率は前回と変わらず7.4%となっているようです。
どちらにしましても、4,400円台は一度売り推奨でよかったようですが、土日のシリア情勢進展でドル建て金は現在1,380ドル前後で推移しており、先ほどは安値1,372ドルまでありました。月曜日でも間に合うと思っておりましたが、すでに売られたお客様も売りそびれてしまったお客様も戻り場面では積極的に売られることをお勧めいたします。
想定レンジ 高値圏4,450~4,500円 安値圏4,300~4,350円
国 指標・イベント・要人発言 前回 予想 結果
中 8月HSBCサービス業PMI 47.7 50.2
独 8月サービス業PMI<確報値> 速 52.0 52.0
ユ 8月サービス業PMI<確報値> 速 51.3 51.3
英 8月サービス業PMI 54.6 55.0
遠藤 豪
金
CFTC大口投機家 買越 78,289枚(20日時点) 先週 買越 60,396枚
⇒『勝ち易きに勝つ』地場の血統