【NY市場】 2013/7/15
NY金 1283.50 +5.90 +0.46%
NYダウ 15484.26 +19.96 +0.13%
ドル円 99.85 +0.60
ユーロドル 1.3065 -0.0002
【東京市場】 2013/7/16
夜間/始値・高値・安値・終値
4,070円 4,099円 4,056円 4,098円
日中/始値・高値・安値・現在
4,125円 4,136円 4,100円 4,111円

SPDR GOLD SHARES・ETF残高 939.08 (15日) 939.08
リースレート1ヶ月 0.25 (15日) 0.23

日本市場は連休明けから大きく上昇しております。先々週より、現物市場の手当が逼迫しているようで、リースレート(貸出金利)が上昇、現物市場よりも先物価格のほうが安く買えるといった状況が価格を押し上げているようですが金を買う人気が減退している以上、価格弾力性は小さくなっており、継続的な需要でない限りは、大きく、また継続的な上昇は見込めません。

昨日は中国のGDPなど主要経済指標が発表されましたが、予想通りの内容であり、やや減速気味である中国経済を示す内容となりました。最近は米国の金融政策に翻弄され続けている金融市場ですが、FRBによる量的緩和縮小観測の背景には米国経済の改善があるわけですし、仮に量的緩和縮小が先延ばしされたとしてもそれだけ景気刺激策が続くわけであり、インフレリスクが抑えられている現在の米国株式市場にとっては、どちらに転んでも大きく下落する可能性は低くなっております。

この状況はリーマン・ショック後の米国金融緩和、量的緩和が始まってゆく時の金市場と良く似た状況であると言えます。米国のソブリン危機は金価格を上昇させ、危機回避に向けての動きはリスクオンとして、だぶついた資金は金市場へ流れ込みました。米経済が悪くなろうと、良くなろうと金は上昇しました。

投資家の心は完全に金から離れつつあると考えられます。バーナンキ議長は、量的緩和縮小、金融緩和の転換が世界経済、ひいては米国経済に及ぼす影響を最小限に抑えるために、米国経済の状況を有耶無耶にしているだけです。米国が峠を越えたことは明白だと思われます。だからこそ、緩和縮小の話題がバーナンキ議長本人の口から発せられるわけです。

現在の現物逼迫も価格次第で収まるはずですし、それが一段落すれば再び重い展開が予想されます。最大で1,300~1,320ドルあたりを一つの戻り高値と想定しております。バーナンキ議長の明日17日の議会証言では先週と同じ事ニュアンスで量的緩和継続が語られるのでしょうか。市場は先週より落ち着きつつありますので、今回は前回よりも曖昧な言い回しになるのではないかと想定しております。

売買についてですが、逆に動いてもひっくり返らない数量で売買することが大切です。しかし、勝負する時は大きく勝負しないと儲かりません。どなたでもそうだと思いますが、『ここが勝負だ!』と思い、枚数を増やすかどうかの時に私は自問するようにしています。

『儲けたい欲望でロット数を増やそうとしているのか?』
もしくは、
『いつもよりほんの少しでも思惑通りに動くであろう感覚が強いのか?』

殆どの場合、欲で動いている場合が多いです。いつの時も冷静でいましょう。冷静さを保つ秘訣は、想定外をどれだけなくすことが出来るかですが、あまり恐ろしい想定ばかり考えていると尻込みしてしまいますので、その場合の良い手段としてストップロスといった注文があります。

なるべく軽いステップで市場に参加するほうがうまく行きます。それでダメならすぐに逃げる。しかし『ここはイケる!』と思えば、大きく勝負し、万が一の時のストップロスを置いておく。ただこれだけです。

本日の想定レンジ 高値圏4,110~4,150円 安値圏3,970~4,020円

英 6月CPI(前年比) 前月+2.7%予想+3.0%
英 6月CPIコア(前年比) 前月+2.2%予想+2.3%
ユ 7月ZEW景況感調査 前月30.6
独 7月ZEW景況感調査 前月38.5予想40
米 6月CPI(前年比) 前月+1.4%予想+1.6%
米 6月CPIコア(除食品・エネ)(前年比) 前月+1.7%予想+1.6%

遠藤 豪

CFTC大口投機家 買越 16,557枚(9日時点) 先週 買越 20,751枚
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