昨日に引き続き、金融市場は大幅に値を戻しております。NYダウは前日比286ドル高となり、金は昨晩戻り最高値4,183円をつけ、3日間で約300円の切り返しです。目先のポイントはこの急落相場の起点であります4,200~4,250円の壁を上抜けられるかというところにあります。NY金で言えば、1,630~1,670ドルといったところであり、個人的にはなかなか厚い壁であると考えております。
ギリシャの再選挙まで、残すところ10日となりました。今のところ、欧州安定化の最大の政策である欧州共同債については、先送りされている状況であり、選挙後の28日、29日に行われるEU首脳会議ではドイツが「財政同盟」などというとんでもない話を持ち出すようです。
ドイツとしましては、お金を出すなら口出しもするということを言いたいわけでして、それに対しては相当な反対が出るはずです。ただでさえ、ギリシャなど支援される側の国は内政干渉と言って騒いでいるわけですので、スペイン、イタリアなど大きな国になればもっとその騒ぎは大きくなると思われます。
ということは、結局昨年から始まっているギリシャの財政問題からドイツの姿勢は何一つ変わっていないわけであり、ここまでのことが起こっていて通貨は統合したものの、所詮ドイツ人はドイツ人のためであり、ギリシャ人はギリシャ人のために、イタリア人はイタリア人のために行動するわけです。「財政同盟」みたいなものを作られてしまえば、財政が逼迫している国は、大国の属国のような状態になってしまうわけですから、まずこの話はまとまらないと思われます。
何年先の話になるかわかりませんが、最終的にはユーロ圏は崩壊するとおもいます。いつまでも中国の経済成長に頼ることもできません。
さて、今後の金は上値4,250円、下値4,050円あたりをめどに、乱高下となるかもしれません。丁半博打の相場は、まだまだ続きそうです。
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金
世界ETF残高 1586.07(6日)1584.39
リースレート -0.11%(1日)-0.11%
CFTC大口投機家 買越 110,712枚(29日時点) 先週 買越 115,151枚
⇒『勝ち易きに勝つ』地場の血統