【NY市場】 2012/12/11
NY金 1708.4 -4.90 -0.29%
NYダウ 13248.44 +78.56 +0.59%
ドル円 82.50 +0.13
ユーロドル 1.3006 +0.0065
【東京市場】 2012/12/12
夜間/始値・高値・安値・終値
4,540円 4,557円 4,529円 4,544円
日中/始値・高値・安値・終値
4,549円 4,560円 4,546円 4,560円
昨日の東京市場午後の取引も、大方は夜間取引のレンジ内の中心値である4,540円を挟んでの推移となり、13時前には日本、中国共に株式市場軟調となり、やや円高に振れた場面では4,532円まで下げましたが、最終的には4,539円まで戻して取引を終えました。
夜間取引時間に入り12月の欧州の景況感指数が発表され、ドイツの景況感指数がマイナス予想を大きく覆しプラス数値での発表となったことから市場はリスクオン一色となりました。欧州株式市場では、ドイツDAX、フランスCAC40 などは昨年の11月以来の高値まで上昇して参りました。ユーロドルが1.30に向けて上昇する中、ドル建て金は1,714ドルあたりまで上昇し、東京金は4,557円まで6日ぶりの高値をつけるに至りました。
NY市場開始となり、リスクオンが引き継がれユーロ独歩高に対して円に加えてドルまでもが最も売られることになりました。ドル円相場は82.50円あたりから82.20円あたりまで下げ、ドル建て金が欧州時間の1,714ドルから1,704ドル付近まで約10ドルの急落となり、東京金にとってはダブルパンチとなった場面では4,529円と前日の安値4,526円に迫る急落となりました。その後もユーロ独歩高の動きが続いたものの、ドル円は再び82円台半ばを目指す動きとなり、それに同調しドル建て金価格も1,710ドル手前まで回復する流れとなりました。その動きに東京金価格は4,544円まで上昇して夜間取引終了となりました。
近頃は年末特有のマクロ系ファンドと思しきポジション調整の動きが、金価格に大きく影響を及ぼしております。金価格の通貨との相関性において、ドルと金価格は逆相関にある場合が通常ですが、昨晩のドル建て金価格はドル円の動きに比例して動きました。最近はこの様な動きが多く、通貨と絡めて行う売買は非常に難しくなってきていると思われます。
明けて、東京金市場は円安の影響もあり非常に堅調な推移となりました。ドル円とドル建て金が比例して上昇しており、東京市場は寄付きから夜間取引を5円上回る4,549円からのスタートとなりましたが、開始11分後につけた4,546円を安値にしてほぼ右肩上がりでの推移となり、東京金価格は4,560円の高値引けとなりました。
欧州の経済指標以外は特に材料はありませんが金は強い値動きとなっており、今晩のFOMCでの金融緩和期待が大きいことが伺えます。情報機関各社でのアンケートでは90%以上のアナリストが今月末で終了予定であるツイストオペに代わり、新たに450億ドルの債券買い入れプログラムが発表されるといったような量的緩和拡大を予想しております。
ツイストオペは短期債を売却し、長期債を買い入れるといった形でバランスシートを大きく拡大させない政策でありましたが、単純に債権買い入れプログラムとなると、非常に強力な金融緩和となります。例えば現在の毎月400億ドルのMBS購入に加え、450億ドルの債券購入の合計毎月850億ドルの量的緩和が行われるとなればどういった規模となるのでしょうか。単純に月間購入額で過去のQEと比較するならば、QE1は毎月960億ドル、QE2は750億ドルとなります。QE2以上、QE1未満とも言えるこの決定がいかに大きな金融緩和であるかが良くわかります。しかも期限は無制限となると思われます。果たしてどういう数字が出されることとなるでしょうか。発表は日本時間の早朝4時頃となります。
ただし、その後は財政の崖問題や債務上限引き上げ交渉などへ市場の関心は移ってゆきます。
テクニカル的にも基本的な上昇トレンドは継続です。短期トレンドも上昇傾向復活となっております。まずは、4,600円台を回復できるかどうかが目先の壁と考えられます。
11日、12日FOMC、13日EU首脳会議、12月16日衆院総選挙
ファンダメンタル
独 12月ZEW景況感指数 前月-2.6 結果+7.6
ユ 12月ZEW景況感指数 前月-15.7 予想-11.5 結果+6.9
遠藤 豪
金
SPDR GOLD SHARES・ETF残高 1351.42(11日)1353.35
リースレート -0.12%(11日)-0.13%
CFTC大口投機家 買越 165,736枚(4日時点) 先週 買越 193,742枚
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NY金 1708.4 -4.90 -0.29%
NYダウ 13248.44 +78.56 +0.59%
ドル円 82.50 +0.13
ユーロドル 1.3006 +0.0065
【東京市場】 2012/12/12
夜間/始値・高値・安値・終値
4,540円 4,557円 4,529円 4,544円
日中/始値・高値・安値・終値
4,549円 4,560円 4,546円 4,560円
昨日の東京市場午後の取引も、大方は夜間取引のレンジ内の中心値である4,540円を挟んでの推移となり、13時前には日本、中国共に株式市場軟調となり、やや円高に振れた場面では4,532円まで下げましたが、最終的には4,539円まで戻して取引を終えました。
夜間取引時間に入り12月の欧州の景況感指数が発表され、ドイツの景況感指数がマイナス予想を大きく覆しプラス数値での発表となったことから市場はリスクオン一色となりました。欧州株式市場では、ドイツDAX、フランスCAC40 などは昨年の11月以来の高値まで上昇して参りました。ユーロドルが1.30に向けて上昇する中、ドル建て金は1,714ドルあたりまで上昇し、東京金は4,557円まで6日ぶりの高値をつけるに至りました。
NY市場開始となり、リスクオンが引き継がれユーロ独歩高に対して円に加えてドルまでもが最も売られることになりました。ドル円相場は82.50円あたりから82.20円あたりまで下げ、ドル建て金が欧州時間の1,714ドルから1,704ドル付近まで約10ドルの急落となり、東京金にとってはダブルパンチとなった場面では4,529円と前日の安値4,526円に迫る急落となりました。その後もユーロ独歩高の動きが続いたものの、ドル円は再び82円台半ばを目指す動きとなり、それに同調しドル建て金価格も1,710ドル手前まで回復する流れとなりました。その動きに東京金価格は4,544円まで上昇して夜間取引終了となりました。
近頃は年末特有のマクロ系ファンドと思しきポジション調整の動きが、金価格に大きく影響を及ぼしております。金価格の通貨との相関性において、ドルと金価格は逆相関にある場合が通常ですが、昨晩のドル建て金価格はドル円の動きに比例して動きました。最近はこの様な動きが多く、通貨と絡めて行う売買は非常に難しくなってきていると思われます。
明けて、東京金市場は円安の影響もあり非常に堅調な推移となりました。ドル円とドル建て金が比例して上昇しており、東京市場は寄付きから夜間取引を5円上回る4,549円からのスタートとなりましたが、開始11分後につけた4,546円を安値にしてほぼ右肩上がりでの推移となり、東京金価格は4,560円の高値引けとなりました。
欧州の経済指標以外は特に材料はありませんが金は強い値動きとなっており、今晩のFOMCでの金融緩和期待が大きいことが伺えます。情報機関各社でのアンケートでは90%以上のアナリストが今月末で終了予定であるツイストオペに代わり、新たに450億ドルの債券買い入れプログラムが発表されるといったような量的緩和拡大を予想しております。
ツイストオペは短期債を売却し、長期債を買い入れるといった形でバランスシートを大きく拡大させない政策でありましたが、単純に債権買い入れプログラムとなると、非常に強力な金融緩和となります。例えば現在の毎月400億ドルのMBS購入に加え、450億ドルの債券購入の合計毎月850億ドルの量的緩和が行われるとなればどういった規模となるのでしょうか。単純に月間購入額で過去のQEと比較するならば、QE1は毎月960億ドル、QE2は750億ドルとなります。QE2以上、QE1未満とも言えるこの決定がいかに大きな金融緩和であるかが良くわかります。しかも期限は無制限となると思われます。果たしてどういう数字が出されることとなるでしょうか。発表は日本時間の早朝4時頃となります。
ただし、その後は財政の崖問題や債務上限引き上げ交渉などへ市場の関心は移ってゆきます。
テクニカル的にも基本的な上昇トレンドは継続です。短期トレンドも上昇傾向復活となっております。まずは、4,600円台を回復できるかどうかが目先の壁と考えられます。
11日、12日FOMC、13日EU首脳会議、12月16日衆院総選挙
ファンダメンタル
独 12月ZEW景況感指数 前月-2.6 結果+7.6
ユ 12月ZEW景況感指数 前月-15.7 予想-11.5 結果+6.9
遠藤 豪
金
SPDR GOLD SHARES・ETF残高 1351.42(11日)1353.35
リースレート -0.12%(11日)-0.13%
CFTC大口投機家 買越 165,736枚(4日時点) 先週 買越 193,742枚
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