【NY市場】 2013/2/4
NY金 1675.3 +5.90 +0.35%
NYダウ 13880.08 -129.71 -0.93%
ドル円 92.38 -0.34
ユーロドル 1.3512 -0.0129
【東京市場】 2013/2/5
夜間/始値・高値・安値・終値
4,991円 5,010円 4,970円 4,989円
日中/始値・高値・安値・現在
4,976円 4,996円 4,971円 4,983円

昨晩は、欧州、特にスペインでのラホイ首相の不正資金受領疑惑を発端にしてこのところ安定していた欧州市場に波風が立つこととなりました。そもそも米国もそうですが、欧州も何一つ解決していない状況です。所詮、中央銀行が国債の買い取りをして、金融市場がパニックになることを防いでいるだけであり、実体経済とはかけ離れた所で市場が動いている状態です。いつかは化けの皮が剥がれることとなるわけですが、こんな状況はリーマン・ショックから4年以上続いている状態です。

米国がマネタリスト・バーナンキFRB議長の推奨する政策に踏み切ったところから、出口無き世界的量的緩和は始まっており、ECBも、BOEも、日銀もこの流れに逆らうことはできません。以来、ドバイ・ショック、ギリシャを代表とするPIIGS危機と何度も危機は訪れますが、最終的には資金によって一時しのぎをしているだけで、実体経済の成長に裏付けられた信用は何も回復していないわけです。〇〇ショック、〇〇危機とうものが起これば、一時的に市場は急落しますが、世界経済はいまや一蓮托生であるため、どこかの国が助けの手を差し伸べざるを得なくなります。そして、何事もなかったかのように株式市場も上昇を始めます。

ずっとこの繰り返しです。

私はいつかリーマン・ショック以上の暴落が起こるのではないかと考えております。しかし、米国も欧州も日本も総力を上げて量的緩和に励んでおり、信用収縮を無理やり防ごうとしております。米国のバランスシートがひどい状態になってきているため、財政の崖、債務上限引き上げ問題が起きてきており、つぎは日本がそれを支える番になっています。バランスシートの縮小が噂されていたECBもここへ来て不安定化してきた市場を無視することも出来ないでしょう。

これからもずっとこの繰り返しです。行き着くところまでこのような状況が続くと思われます。景気回復基調から金融引締めへのソフトランディングなどはウルトラCどころかウルトラXでしょう。どうにもならなくなった時には、国債の引き受けまで行われる可能性まであります。

抜け出すことが出来ないこのもたれ合い、大きな破綻の可能性を横目で見ながらも、我々国民はその対応策を練っておく必要があります。このようなリスクをよく研究しているからこそ、資産家の資金は金へ向かっているわけです。どの国家が破綻しようとも金は紙切れになることのない万国共通通貨であり、実物資産です。日本が量的緩和を始めたということは、日本円の価値もどんどん下がってゆくということです。

さて相場についてですが、短期的な急上昇に対する調整が入り始めております。待ちに待った調整です。もう2、3日このような動きが続くことを願いながら、買い場面を探すこととします。

経済指標
米 12月製造業受注指数 前月-0.3% 予想+2.3% 結果+1.8%
遠藤 豪

SPDR GOLD SHARES・ETF残高 1328.09(4日)1328.09
リースレート -0.10%(4日)-0.10%

CFTC大口投機家 買越 126,988枚(29日時点) 先週 買越 151,897枚
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