【NY市場】 2013/3/5
NY金 1574.9 +2.50 +0.16%
NYダウ 14253.77 +125.95 +0.88%
ドル円 93.3 -0.17
ユーロドル 1.3051 +0.0026
【東京市場】 2013/3/6
夜間/始値・高値・安値・終値
4,753円 4,765円 4,737円 4,747円
日中/始値・高値・安値・現在
4,748円 4,752円 4,738円 4,741円

欧州PMIが好調でユーロがしっかりする中、ドル建て金価格も上昇、東京金は反発しました。最近の欧州の数値は弱い内容が続いておりましたため、本日の数値は特別良いわけではありませんでしたが、悪い内容ではなかった事が好感される事となりました。

NY市場が始まり、なお確りで推移していたドル建て金でしたが、23時ころ米財務事務次官からの「通貨を政策目標としないように」との呼びかけたことをきっかけにしてドル安、金安へ瞬間的にドル建て金は1,585ドルあたりから1,578ドル辺りまで7ドル程度の下げでしたが、東京金は円高ドル安も重なって、それまでの20円高をすべて吐き出す動きとなりました。

その後、注目指標であった米国のISM非製造業景況指数が発表され、これまで低迷していた製造業景況指数が最近になって改善されてきているところへ、横ばいながら56.0(予想55.0)としっかりの景気動向が伝えられると、現状の株価上昇を後押しする形で、リーマンショック前につけた最高値を更新することとなりました。こういった流れになりますと、当然ドル円はドル高になりますし、ドル建て金は売られやすくなります。東京金は、相殺されてほとんど方向性は見いだせませんでした。

現在の一番のテーマであります『金融緩和の出口戦略』ですが、経済環境改善はそれを早める予想がされますし、悪化はその逆となります。ただし、近頃のFEDや政府関係者の話からは、それほど米経済回復を甘く見ていないという発言が目立ちます。私も現在の米国経済はいまだ杖をついて歩いている状況であり、完全に回復したわけでは無いと思います。財政緊縮問題、債務上限問題などまだまだ簡単に片付けられるほど、米国経済は強くないと思われます。

ここで、下手を打つと酷いことが起こると考えられ、それは金価格上昇の最大のシナリオです。ウォーレン・バフェット氏も『買う時よりも売り抜ける時のほうが難しい』と言っておりました。市場で注目される人たちは当然それをよくわかっています。自らが動くことで大きく市場が変化してしまうからです。暫くは、だましだましソフトランディングさせるような方式で時間をかけると思われます。金融緩和が続いている以上、現状では勢いを失っておりますが、金の長期上昇トレンドは継続と思われます。

本日の経済指標・要人発言
豪 Q4GDP(前期比) 前回+0.5% 予想+0.6% 結果+0.6%
豪 Q4GDP(前年同期比) 前回+3.1% 予想+3.0% 結果+3.1%
ユ Q4GDP(前期比) 前回-0.6% 予想-0.6%
ユ Q4GDP(前年同期比) 前回-0.9% 予想-0.9%
米 2月ADP雇用統計 前月+19.2万人 予想+17.0万人
米 ベージュブック公表
遠藤 豪

SPDR GOLD SHARES・ETF残高 1244.86(5日)1253.88
リースレート -0.06%(5日)-0.06%

CFTC大口投機家 買越 116,599枚(26日時点) 先週 買越 103,651枚
⇒『勝ち易きに勝つ』地場の血統