【NY市場】 2013/3/19
NY金 1611.3 +6.70 +0.42%
NYダウ 14455.82 +3.76 +0.03%
ドル円 95.17 -0.04
ユーロドル 1.2883 -0.0073
【NY市場】 2013/3/20
NY金 1607.5 -3.80 -0.24%
NYダウ 14511.73 +55.91 +0.39%
ドル円 96.01 +0.84
ユーロドル 1.2934 +0.0051
【東京市場】 2013/3/21
夜間/始値・高値・安値・終値
4,938円 4,952円 4,922円 4,939円
日中/始値・高値・安値・現在
4,969円 4,974円 4,960円 4,974円

問題のキプロスでは、財務相の辞任と、議会での救済策否決ということでユーロは非常に重い展開を強いられることとなりました。価格は昨年11月以来の水準にまで落ち込みました。銀行関連の混乱の中で、1行がロシアに買収されるとの報道をきっかけにして、また預金課税に代わる政策が検討されているとの報で、やや持ち直す動きとなりました。

昨年の11月は、ギリシャへの融資がはっきりせず、ギリシャは再びソブリン危機を迎えておりました。現在のユーロドルはその時の水準近くまで売られてきております。ただし、その頃とは若干状況が異なります。

昨年末の米国は財政の崖問題で大きな不安を抱えておりました。そのため、欧州の問題であっても米国金融市場への影響も大きく、ギリシャの融資問題云々を前後してNYのダウは2012年中のワースト2の12,471ドルまで下落する動きとなっておりました。しかし、今回は史上最高値を今尚更新中であり、ドル建て金価格も昨年11月の1,700ドル台からしますと100ドル以上安い場面で取引されております。

現在東京金先物は4,900円台後半で取引されており、2月の最高値まであと100円足らずのところまで上昇しており、東京価格のほとんどが円安による上昇であると言えそうです。

さて、今後の金価格の動向ですが、TOCOM(トコム・東京商品取引所)と違い、いまだドル建て市場は下落トレンドが継続している状態です。昨晩のFOMCからサプライズはなく、これまで通りに毎月850億ドルの債権購入を無期限にて継続することを発表しました。市場の予想通りの内容でした。

株式市場は上昇、債権は下落、商品では原油上昇に、金下落です。いくら量的緩和継続によるドル希薄化となろうとも、景気回復観測の中、リスクオン継続となっており金よりも株式市場のほうが魅力的な市場となっています。ただし、金融緩和状態で景気回復、経済成長率が上がり始めるようであれば、必ずインフレが起こります。その時は金価格が暴騰することになります。それに対するインフレヘッジとして資金が今の金価格を支えていると考えられます。

中長期的に上昇トレンドが継続しており、短期的な上昇力を失っているとの見方に変更はありません。ドル建て金価格が現在の高値抵抗となっている1,620ドル近辺を明確に上抜けることが出来ないのであれば、暫くは持合いと考えております。上抜けるようであれば、当然短期的にも上昇力を取り戻したとみて、買ってゆくしかありません。調整安待ちです。

本日の経済指標・要人発言
米 新規失業保険申請件数【万件】 前週33.2 予想34.0
米 3月フィラデルフィア連銀製造業指数 前月-12.5 予想-3.0
米 2月中古住宅販売件数【万件】 前月492 予想500
米 2月中古住宅販売件数(前月比)前月+0.4% 予想+1.6%
米 2月景気先行指数 前月+0.2% 予想+0.4%
遠藤 豪

SPDR GOLD SHARES・ETF残高 1222.16(20日)1222.16
リースレート -0.01%(20日)-0.05%

CFTC大口投機家 買越 114,507枚(12日時点) 先週 買越 107,587枚
⇒『勝ち易きに勝つ』地場の血統