【NY市場】 2013/3/27
NY金 1607.2 +9.90 +0.62%
NYダウ 14526.16 -33.49 -0.23%
ドル円 94.46 ±0.00
ユーロドル 1.278 -0.0080
【東京市場】 2013/3/28
夜間/始値・高値・安値・終値
4,875円 4,898円 4,846円 4,895円
日中/始値・高値・安値・現在
4,886円 4,893円 4,872円 4,879円

昨晩は、欧州市場開始直後から再びユーロが急落、金融市場は一斉にリスクオフとなりました。発端は英国ポンド売りからであり、本日発表された第4四半期DGPが速報値を0.1%下回ることとなったほか、経常収支は予想を上回る悪い数値でした。また、イタリアの格下げの噂もユーロの上値を重くしたようでしたが、以外にもイタリアの5年債、10年債は先月の利回りとほぼ変わらない数値であったようで、まずますの内容でした。

昨年末から懸念されております英国の銀行の資本不足の可能性がより現実的な数値として表面化してきております。自己資本の算出方法に疑問が持たれており、BOE(英国中央銀行)からは250億ポンドの資本不足に陥っているとして、今年末までの資本要件拡充を求めました。

イタリア政情不安、キプロスの銀行の流動性問題つづき、今度は英国発の欧州不安がやって来ました。次から次へと欧州は話題に事欠きません。ユーロドルは安値を更新しており、昨年11月のギリシャ不安時につけた1.26台まであと100ポイントを切っています。昨晩の下げは安値を更新したことによって、ストップロスの売りが相当発生したのではないかと考えております。

それほど緊急性の高い内容ではなかったにもかかわらず、ここまでの急落になったのは、キプロスの問題が銀行絡みの問題であったことから危機が連想されたのではないかと思われます。私は昨日同様の考え方を維持しており、米国、日本の情勢に大きな変化は考えにくいため、欧州の不安は買いのチャンスではないかと思っております。ユーロドルが1.26台まで行くようであればまた考え直す必要がありますが、現時点では隠れている不安も含め押し目買い推奨としております。

米国では2月の中古住宅販売件数は予想を若干下回る内容であったこともあり、NYダウは2日連続の再高値更新とはなりませんでしたが、欧州時間とは打って変わって安値では買い優勢となり、下値を切り上げる展開となりました。

それまで昨日の安値付近まで下落していた金、プラチナともに大きく切り返す形となり、東京市場では限月により前日比ほぼ変わらずか若干高い価格で取引を終えました。

今朝は日銀の新総裁黒田氏の財政金融委員会での報告がありました。2%の物価上昇目標達成は容易では無いものの、大胆な金融緩和を行ってゆく姿勢を改めて示しました。また、財政政策である消費税増税3%による物価2%の上昇を目標達成とはみなさない考えを示しました。出口戦略についても時期尚早としたことからこれまで通りの円安傾向は続きそうです。現時点では外債購入による金融緩和を考えていないとのことでしたが、これを積極的に行い始めた時には大幅な円安ドル高が起こるはずです。

昨晩は個人的にユーロを中心に少し買いました。この辺りで価格が維持されるようであれば、当面の底値をつけたのではないかと考えております。場合によっては数日で決済してしまうかもしれませんが・・・。ドル円も買い方針です。金、プラチナは押し目のみを買い拾う形であとは様子見としております。

本日の経済指標・要人発言
英 3月NW住宅価格指数(前月比) 前月+0.2% 予想+0.2%
英 3月NW住宅価格指数(前年比) 前月±0.0% 予想+0.9%
独 2月小売売上高(前月比)前月+3.1% 予想-0.6%
独 3月失業率 前月6.9% 予想6.9%
米 Q4GDP(前期比年率) 前回+0.1% 予想+0.5%
米 Q4個人消費(前期比年率) 前回+2.1% 予想+2.1%
米 新規失業保険申請件数【万人】 前週33.6 予想34.0
遠藤 豪

SPDR GOLD SHARES・ETF残高 1221.26(27日)1221.26
リースレート 0.02%(27日)0.00%

CFTC大口投機家 買越 135,610枚(12日時点) 先週 買越 114,507枚
⇒『勝ち易きに勝つ』地場の血統