年明けにかけて減税失効と歳出の強制削減が重なる
「財政の崖」の回避案が合意されたため、
米国が財政の崖から転落する可能性がなくなる。

上院が可決した「財政の崖」の回避案は1月1日夜に
下院で賛成多数で可決され
「財政の崖」の回避案が法制化された。

米国の法律手続きよると、「財政の崖」の回避案は
上院、下院両方の可決を得て、
大統領がサインした後初めて成立したものとなる。

回避案では、中・低所得層にブッシュ政権以来の
減税を継続する一方、個人で年収40万ドル、
夫婦で年収45万ドル以上の世帯には減税を打ち切ることなどで合意した。
1100億ドル規模の自動的な歳出削減が2か月後に先延ばしたことも合意された。

  これらを受け、スポット金は急上昇し、
1694.8ドルの2週間ぶりの高値を上トライした。
その後、ニューヨーク時間終盤スポット金は
1685.00水準で持ち直した。


 米「財政の崖」の回避案が合意されたことにより、
米経済が明らかなマイナス成長に陥る懸念が後退したと同時に、
世界最大の金属消費国である中国の経済指標は好調で、
COMEX銅先物は2日大幅に上昇し、
2か月ぶりの高水準となった。

また、英米両国の製造業指標は予想を上回ることも、
銅需要増加への信頼感を強め、銅価格は後押しされた。
最終的には、COMEX銅先物3月限は前日比で
8.25セント(2.26%)高の373.05セントで取引を終えた。

  

米「財政の崖」の回避案の合意が得られたことで、
米国経済の下振れリスクは小さくなり、
市場のリスクセンチメントが改善された。

2日NYMEX原油先物は支援されて強い勢いで続伸し、
3か月半ぶりの高値を更新した。
また、中国の経済指標の好調も原油価格を強くサポートした。
中国が1日に発表した中国12月製造業PMI指数(HSBC)は
3が月連続で50の景気分岐点を上回り、
前月の7か月の高水準と同じ数字であった。
これは中国経済は確実に回復していることを示している。
最終的には、93.08ドルで引けた。


さて、現在の銅の計算値は、755.5となっています。
年明け早々、ダイナミックな動きですね。
亜鉛もどのくらいになっているのか、
とても心配です・・・。