「象」には、やはりコントラバスがよく似合う。サン・サーンスはロマン派の作曲家だが、「水族館」を聞いた時は、絵画と音楽の両方で「印象派」を生んだフランスの作曲家ならではの作品であると感心した。「白鳥」は、チェロの独奏曲としてあまりにも有名である。この曲は、フォーキンが伝説のバレリーナ、アンナ・パヴロワのために振付したバレエ作品「瀕死の白鳥」のバックミュージックとして使われた。「瀕死の白鳥」は後に、マイヤ・プリセツカヤが演じ彼女の代名詞となっている。