いつか必ず…
必ず君を人間にしてあげるよ。
その少女との出逢いが一高校生だった八雲の日常を一変させた。不老不死の術を操る伝説の妖怪、三只眼吽迦羅の少女パイと不死身のボディガード「无」にされた八雲。二人の旅が始まる。
第一部 聖魔妖撃編
パイの片言の日本語がとにかく可愛い。香港での妖怪退治、日本での妖魔襲撃を経て日常生活と決別する八雲。炎上するビルの屋上で待っていたヘリのシーンが胸を打つ。
第二部 聖魔伝説編
アバディーンの決戦から4年が過ぎ、東京新宿でようやく見つけたパイは記憶を失っていた。
シヴァの爪、フェイオー、チョアンリンリン、崑崙、そして三只眼の故郷「聖地」で明かされる驚愕の真実に涙する。
第三部 聖魔世紀編
聖地で療養する三只眼を調理学校に通いながら待つ八雲。東京上空に出現した怪物「太歳」の封印を機に再び人間になる方法を探し求める二人。
憑魔一族、光牙、聖魔石、残存思念の法、そして黄の最期。精神世界で八雲の額に无の文字が浮かび上がるシーンに心震える。
第四部 聖魔創世編
綾小路との再会、ウェールズの魔導士、鬼眼水将塚、そして月面での決戦。幾つもの戦いを経て无として成長した八雲を認める三只眼がいじらしい。
カルキに向けて曲げる光牙、魔現封神の発動、集結する九頭龍将と龍皇の正体、従魔術や縛妖陣での戦闘など物語は加熱していく。

私の通っていた学校では、夏休みや冬休みに学習会やお楽しみ会、そして廃品回収というような行事があった。
同じ地区に通う子供たちで集まり、一軒一軒回って要らない雑誌や本を回収していく活動である。中には古い少年ジャンプや単行本があり、それを読み漁るのが子供の頃の密かな楽しみだった。
中学3年の時の廃品回収で1巻から21巻まで小キレイにまとめられていたのがこの漫画だった。何気なく読み始めたのは冬休みの終わり。終わらない宿題そっちのけで残り2日を費やし20冊を一気に読んでしまった私。
冬休みの宿題はどうなった等と
野暮な事は聞かないでくれたまえ…

P.S あの頃のジャンプ愛読者へ
はじめて少年ジャンプを読んだとき、「ドラゴンボール」は成長して大人になった悟空とピッコロ大魔王との天下一武闘会だった。
「ジョジョの奇妙な冒険」は第3部で承太郎とダービー弟が野球ゲームで苛烈な心理戦を繰り広げていた。子供心に興奮して次々ページをめくったのを覚えている。
いつまでも少年を気取る中年より