先月下旬、聖体拝領式を済ませた息子は、毎週というわけではありませんが、日曜日のミサに主人と一緒に行ってます。
どうも、「聖餐」をもらえるのが嬉しいようです。
↓お煎餅みたいですが、これが「聖餐」聖なるパンです。
聖餐もらえるようになって「大人の階段」上った感じなんでしょうね。
でも、聖体拝領受けてもまだカトリック教徒としては“途中”なのです。
堅信(Confirmation)を受けて“完全体”になるようです。
では、まず、カトリック教徒になるまでの順番をば・・・
① 生後3~4か月ごろに洗礼を受ける
洗礼式には女の子であれば、純白のドレス。男の子であれば純白のタキシードを着せます。
式には代父母(God parent)が立ち会わないといけません。所謂ゴッドファーザーやゴッドマザーです。彼らはゴッドチャイルドの信仰生活の導き手となることが求められているとか。(今では形骸化しています)
式後にお披露目のパーティーをする家族もいます。
② 小学校2年生で聖体拝領(First Holy Communion)を受ける
学校単位で日程が組まれます。
女子は主に白のドレス、ヴェール、もしくはティアラをつけてさながら小さな花嫁さんです。
男子はスーツか、学校の制服です。
ほとんどの女の子はAラインのドレスを着ていましたが、二人ほど気合の入ったドレスを着ていた子もいました。
(Google Imagesから拝借)
この手のドレスを着ているのは大抵トラベラーズ(ジプシー)の子供で、そのお母さんも気合の入ったキャバクラのお姉さんみたいでした。
教会の長椅子に座るには非効率なドレスで、先生らしき人が介助してましたよ。
式後お披露目パーティーする家族もいれば、しない家族もいるようです。ちなみに式後すぐ、もしくは月曜に学校で記念撮影してティー・パーティが開かれます。
③ 小学校6年生で堅信礼(Confirmation)を受ける
ここでは女子も男子も白いローブを着ますが、ローブを脱げば女子はちょっとイケイケのお姉ちゃんといった感じの服を着ている子が多いです。男子はスーツ。
こちらでカトリック教徒になった友人の話では、信仰告白?みたいな事をしたそうです。そして洗礼名とは別のクリスチャンネームをつけてもらったそうです。
で、主人の話では堅信礼(儀式)は約2時間ほどかかるとか。(聖体拝領式は約1時間で終了)
聖体拝領の時はイースター後の各土曜日に執り行われますが、堅信礼は平日に行われているようです。
この堅信礼の後も、学校で記念撮影があります。
各ご家庭のお披露目パーティーはしないところが多いようです。
結構ガチなんですよねぇ。
やはり『砂漠の宗教』は色々と掟があるといいますか、「神との契約」っていうことで何かと事細かいなと・・・
あ、浄土真宗が緩すぎるのかな。
さぁ、次は四年後・・・
ゆる~い坊主の私としては、ガチガチのカトリック教徒にはなってくれるなと願うばかりです。