『パンドラの憂鬱』で、その存在を知りました。
↑『聖(セイント)☆おにいさん』です。
イエスとブッダが下界でのバカンスを満喫するため、アパートをシェアして暮らすという設定のギャグ作品だそうです。
で、これまた、『パンドラの憂鬱』で知ったんですが、なんでも実写ドラマ化するとか。
実写化にしても、原作についても、評価している外国人が結構いるようですし、がぜん興味がわいたので、劇場版アニメを観てみました。
↑は予告編ですが、「日本に来てよかった」というセリフが、まずツボに入りました。
劇場版ではブッダとイエス、そして町の人たちが登場人物として描かれていますが、漫画では天界(天使や悪魔)や天部(梵天や帝釈天)、ブッダの弟子たち、イエスの使途たち、そして日本の八百万の神様も登場するみたいです。
しかも、八百万の神様たちはブッダやイエスのバカンスの邪魔をしないように、あえて素知らぬふりをして、アパートの設備点検をする業者の姿で現れるとか。
これが私の第二のツボにはまり、今無性にこの漫画が読みたい
いや、もちろん、漫画の中の話ではあるんですが、八百万の神様たちならさもありなんと、何となく思えるんですよ。
たかが漫画ですが、お釈迦様のイエス様が日本を満喫するお姿を見て和みたいなと・・・
こんな奇想天外な話を漫画にできて、実写化しようなんて、日本ぐらいでしょうね。
そして、その“緩さ”は日本ならではだと思います。
あぁ、そんな日本に生まれて良かった。
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