Oíche Shamhna 「イーハー ハウナー」と読み、アイルランド語の“ハロウィン”です。
どうしても脳みそが英語やローマ字で読みたがるので、息子からアイルランド語を教えてもらっても となります。
さて、28日金曜日、子供が通う学校ではハロウィンパーティーが開かれたので、息子は朝からウキウキ気分で着替えました。
スターウォーズのトゥルーパーです。
去年までは定番のモンスターに仮装してたんですが、今年はこの衣装を見つけて、即決でした。
「ハロウィンの仮装というより、単なるコスプレだけど・・・」と思いながらも、学校にはロビン・フッドやら、十字軍の騎士やらいたので、「まぁ、いいか子供たちが楽しければ
」と考え直しました。
さてさて、よそ様のブログでも「ハロウィンとは何ぞや?」等の記事があるし、調べりゃぁわかることなんで、ザクッと、簡単に・・・
ハロウィンの行事は古代ケルト人にとって、新年の始まりであり、その年の収穫を祝い、あの世からこの世に戻ってきた先祖の霊や悪霊にお供え物をして慰めたりするものです。
本来キリスト教とは関係がないので、ヨーロッパのキリスト教圏の国々が大々的にハロウィンを祝うことはないとのこと。
ハロウィンといえば、カボチャのジャック・オー・ランタン
でもオリジナルはこれ↓なんですよね。
不気味ですよねぇ。
北米に移民として渡ったアイルランド人が、カブより身近にあったカボチャを利用したことから、現在ののジャック・オー・ランタンが主流になったそうです。
スコットランドではいまだにカブの一種を利用しているそうですが、アイルランドでは彫りやすいカボチャを使うところが多いですし、我が家はカボチャ型の陶器を利用しています。
アイルランドも現在はアメリカ式ハロウィンを楽しんでいるわけです。
ただ、どこのご家庭もハロウィンの飾りつけしているかというと、そうでもなく・・・。
我が家の隣近所で飾りつけしているのは、うちの子の友達の家くらいかな。
ハロウィン当日は、通りに面した部屋の電気を消して、居留守をするところも結構あります。
飾りもなく、明かりも見えなければ「来るな」の意味ですので、“トリック・オア・トリート”してはいけない(する意味がない)んですね。
でも、うちの主人はそんなの無視して、「ここは俺の知り合いだから」と息子にドアをノックさせる困ったちゃんです。
息子がクリスマスと同じくらいに楽しみにしている行事だし、ジャック・スケリントンを飾りたいので、毎年気合入れて飾りつけしてますが、子供に仮装させて、お菓子をねだりに行かせるって、なーんか嫌というか、面倒というか・・・
昔と違って普段からお菓子がありふれてるし、今更お菓子ねだりに行かんでも・・・なんて思ってしまって。
ええ歳した大人がコスプレすんのも、どうよ?なんて思ってしまうし。頭が固いのかなぁ。
最後に昔のハロウィンの仮装をご覧ください。
これなら悪霊から悪戯されたり、連れ去られることはなさそうですね。