![世界遺産、どこか行ったことある?](https://stat100.ameba.jp/common_style/img/home_common/home/ameba/allskin/ico_kuchikomi2.gif)
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「世界産登録後」に限定すると二条城、天龍寺、龍安寺、銀閣寺の4か所と、英国のストーンヘンジ、バース市街、ウエストミンスター寺院、エディンバラ旧市街の4か所。
登録前であれば、それなりに色々と・・・。
中学の修学旅行で広島の原爆ドームと厳島神社へ。
高校の修学旅行で清水寺、金閣寺、延暦寺、宇治の平等院、東大寺、唐招提寺、薬師寺へ。
京都に住んでいる時に訪れた姫路城、春日大社、興福寺、平城京跡、そして自分の職場でもあった西本願寺。
ぶらりと一人旅したときに訪れたサグラダ・ファミリア、グエル公園、カサ・ミラ。
ドライブがてらに行った地元宇城市の三角西港。
こうやって羅列すると、まぁ、自分なりに色んなところ行ったんだなと、感心しています。
いや、まぁ、ほんとはもっとヨーロッパ各地の世界遺産を見てわまりたいと思っていたし、そのつもりだったんですが・・・
![汗](https://emoji.ameba.jp/img/user/oo/oooo123/95299.gif)
それにしても、職業柄?お寺が多いですね。
![あはは・・・](https://emoji.ameba.jp/img/user/ko/koi-to-ikiru/894064.gif)
さて、西本願寺に10年間勤めていたわけですが、職員だったからこそ、入れた場所がいくつかありました。
▲京都三閣の一つ、飛雲閣
原則非公開なんですが、関係学校の生徒たちが本山参拝に来た時などに、“引率”で何回も外観を見ることができました。
毎年5月21日の宗祖降誕会(ごうたんえ)の時は、一階で茶席が設けられます。
実は、一度だけ、この飛雲閣の二階と三階に上がる機会がありました。
二階は内外の板戸に三十六歌仙が描かれているので、『歌仙の間』と呼ばれています。
三階はこじんまりとした部屋で、高い建物がなかった昔であれば、ちょっとした“物見櫓”だったと思います。
+飛雲閣から橋伝いにある黄鶴台(おうかくだい)という昔の浴室(サウナ)と、雪隠も見ましたよ。
雪隠の床が畳だったのには驚きましたね。
それから、完全に非公開の建物、黒書院に入る事ができたのも、ある意味ラッキーでした。(ただし、2012年に一度公開されました)
▲黒書院 一の間
在職中に、現在の前門主のお父様が亡くなられて、宗門葬が執り行われたんですが、その際、この黒書院が歴代の総長、総務(宗派のお偉いさん方)の控室になり、私は接待係の一人として、この黒書院に入る機会を得ました。
職員でさえも、そう易々と入れない場所なので、ちょっと嬉しかったんですが、カビ臭かったのを覚えています。
それから、お坊さんの卵たちや関係学校生徒たちの引率を兼ねて、比叡山延暦寺に何度か訪れました。
宗祖親鸞聖人が約20年間比叡山で修行されているので、そのご縁と言えます。
まずは根本中堂。そして伝教大事最澄の御廟所浄土院へ参拝。
▲浄土院
清浄、静寂とはこのことだ!と思った場所でした。
御廟所とはいえ、侍真(じしん)と呼ばれる一人の僧侶が、今でも伝教大師が存命しているかのようにお仕えするんだとか。そして、この侍真というは、籠山12年の修行でもあるんですね。
ちなみに、12年間の行が終わっても、次に適任がおらず、更に12年間侍真を勤めた僧侶がいたという話を聞きました。修行らしき修行がない浄土真宗の僧侶にやぁ、ただただ頭が下がるばかりです。
そして、この「にない堂」が忘れられません。
両堂の間の渡り廊下が天秤棒のように見えるので「にない堂」と言われます。
一度だけ、常行堂で90日間の修行の期間に訪れたので、邪魔にならないように、静かにこのお堂の間を通り抜けたんですが、その時、念仏を唱える声が聞こえてきました。
何とも言えない、「清らか」な声で、感動しました。
![uru+.](https://emoji.ameba.jp/img/user/pe/petit-tulip/2018479.gif)
その数年後に内部に入る機会もありました。「ここで、たった一人90日間常行三昧の修行をしておられたんだ」と思い出し、その時の感動が甦りました。
「日本仏教の母山」は格別だと、参拝の度に思ったものです。
で、アイルランドにある世界遺産には、まだどこも行ったことがありません。
![汗](https://emoji.ameba.jp/img/user/ym/ymst0916/463669.gif)
北アイルランドの「ジャイアンツ・コーズウェイ」
ケリー州の「スケリッグ・マイケル」(修道院跡)
我が子がもうちょい成長したら、まずはお隣の州にある「スケリッグ・マイケル」に行きたいと思います。
息子よ、“歴女”の母を許しておくれ~
![sei](https://emoji.ameba.jp/img/user/se/seichigo/1287049.gif)
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