先週金曜日、子供が通う小学校にMinister of Education (文部大臣)がお見えになりました。

週の頭に息子が「What do you say “Welcom” in Japanese?」と尋ねるので「“ようこそ”だよ」と教えると「ようこそ」 「ようこそ」と呪文のように唱えて練習していたので何でだろう?と不思議に思っていたら、大臣が視察にいらっしゃった時にそれぞれの出身国の国旗をもち、出身国の言葉で歓迎することになったそうです。

昨年夏、インターナショナルデーイベントが学校であったんですが、その際生徒たちの出身国やルーツは33カ国に及びました。そして現在はさらに増えて40カ国!おお インターナショナル校です。

さて、せっかく大臣がこられるからか保護者にも声がかかりまして、PTAはもちろん英語クラスやクッキングクラス、教室で読み聞かせなどに協力している親御さんたちがペアレントルームに集められました。

こちらも国際色を出すために民族衣装を着てほしいと通知があったので着ていきました!着物!きらーん

私の他ではネパール、バングラデシュそれからアフリカのどこの国かわかりませんが民族衣装で参加したお母さんたちがいました。

欧州出身の親御さんたちはスーツやちょっとした「よそ行き」の服装でした。けれど中には普段着の人も・・・。普通大臣に会うとなればフォーマルな服装を着るのが常識だと思うんですが。汗


さてさて、着物を着ていった私ですが、火曜日に「民族衣装を着てほしい」との通知をもらったときはちょっと戸惑いました。

何故かって、フォーマルな着物を持っていないから。


決めた!

↑これって絣なんですよね。絣の着物はあくまで普段着。

しかも柄が山茶花(?)で色的に秋冬用ですし・・・汗

アイルランドは天候不順とはいえ一応春。さすがに浴衣を着るにはまだ寒いし、不本意ながら絣の着物を着ていきました。

でも「You look gorgeous!wow!」と概ね好評でした。まぁ、外国人にはわかりませんからね。(今自分が外国人だってコラ ただ自分の中で納得できないんです。


実は紋付の色無地(若草色)の着物を母が持たせてくれまして、結婚式のときにそれを着たんです。式後パブで主人の兄弟姉妹たちや友人たちに祝ってもらったんですが、ケータリングで頼んだ料理が油っぽいものが多く、油がついたままの手で肩抱かれて写真に写ったりして、肩付近に油染みができてしまい、翌日速攻で日本へ送ってクリーニングに出してもらいました。

そんなことがあったため着物を持っていても着る気が失せるために、せっかくの母が持たせてくれた着物も今は実家の箪笥の肥やし状態。泣

一張羅のスーツやワンピースも日本から持ってきましたが、なにせ10年ちょい前に買ったものですし、体系も出産後変わって正直きついんですよね。困った

かといってこちらで服を買うとなると、やれサイズが合わないとか、色やデザインがいまいちとかでなかなか「これだ」というものにめぐり合えない。sss

そしてまたいつか着物を着て参加する行事があるかもしれないと思うと、「着物持ってたほうがいいのかなぁ」という気になるというもの。よっぽど激太り、激痩せしなければいつまでも着れますからね。


で、決心しました!「着物買おう」と。

でも気になるのがクリーニングやお洗濯。

「たしか洗える着物ってあるよね。高いのかな?」とちょっとドキドキしながらアマゾンジャパンで検索してみるとあるわあるわ!それこそ春、夏、秋冬、色無地、小紋、単品から帯や長襦袢など一式揃えまで。お値段もピンからキリまでありました。さすが日本!

いろいろありすぎて「これもいいな。あ、でもこれも欲しい!」と目移りしてしまいます。

そのため未だどの着物にするかは決めていないのですが、年齢的なこととお値段を考慮しながら春と秋冬向き着物の品定めをしたいと思っています。うふふ


着物っていいですよね。着ると身も心も引き締まる気がします。

あぁ、日本人で良かった。にこ


                                                         (Mrs. G)





人気ブログランキングへ