『ヒダリ ツバサ』とは・・・こちら
【たかじんのそこまで言って委員会】に登場し、評論家の宮崎哲弥さんの心を捉えた『左翼(ひだりつばさ)くん』。
パッと見かわいいですよね。
私はブログで度々「日本は素晴らしい」「日本人って凄い」的なことを書いておりますが、2011年以前の私は和食や風呂や日本の四季の美しさ等は素晴らしいと思っても、国のこと、日本人のこと(私自身含めて)を評価していませんでした。
母国日本と日本人である自分に誇りが持てなかったんですね。もう、現在の私とは真逆です。
何故か?
一番の理由は先の大戦史観です。
以前の私は日中戦争を侵略戦争だと思っていましたし、南京大虐殺のことも全く疑っていませんでした。731部隊も「とんでもない部隊だ」と信じていました。
太平洋戦争は真珠湾攻撃から突然始まったと思っていましたし、この戦争を起こさなければ、アジアは平和だったと思っていました。(東南アジアでタイ以外は欧米の植民地だったことは全く念頭にありませんでした。)
そして連合国軍、特にアメリカは“正義”の軍隊だと思っていました。だから占領統治はうまくいったのだと・・・。
原爆投下も「日本がいつまでも降伏しないからいけないんだ。原爆を投下してなければ戦争は終わらず、日米ともにもっと人が死んでいた」とアメリカの言い訳をそのまま信じていました。
それから、所謂“従軍慰安婦”のこと。全く疑っていませんでした。「日本は朝鮮半島や中国でなんて悪いことをしたんだろう」と思っていました。
在日朝鮮・韓国人は強制連行で連れてこられた人たちだと信じて疑いませんでした。
また、台湾や朝鮮半島、東南アジアから搾取し、現地の人たちを虐げていたと思っていました。
これらを信じていたので、未来永劫 日本人は償っていかなくてはならないとも思っていましたし、このために日本人であることを恥ていました。
いやぁ、自虐史観にどっぷりつかっていたため、これらを全く疑っていませんでした。
それにテレビや新聞、教科書が嘘ついてるなんて思ってもいませんでしたので。
そして、これは“左翼くん”だった証といいますか・・・
皇室は要らないと思っていました。ただ単に他国の王室と同じだと思っていたんです。税金の無駄だとも思っていました。
それから、靖国神社自体に反対していた時期がありました。「戦前日本を、軍国主義を賛美するのか!」ってな感じです。A級戦犯合祀も「戦争を起こし、世界を戦乱の渦に巻き込こんだ張本人たち」が祀られてるなんてとんでもない!と思っていました。申し訳ありません!
まぁ、真宗の信仰は“弥陀一仏”ですし、戦死者の中にはキリスト教徒や仏教徒(僧侶)もいたのに、有無を言わせず合祀した!と思っていたからなんですね。
そんな感じですから、日の丸や君が代が嫌いだった時期がありました。
それから反原発や反戦、非武装中立が『正しい道』だと信じていました。
“Love&Peace”を唱えていえれば、平和を維持できると思っていました。こちらが武力を放棄すれば相手は攻撃してこないと信じていました。だから憲法9条は素晴らしいと思っていましたし、これを護持すれば日本は平和なんだと信じて疑いませんでした。
こうやって振り返ってみると、自分でも驚きです。
けど、これらを信じていた当時は、自分自身では「左」の自覚はなかったんです。
自分の意識としてはあくまでも「中道」でした。
というか、「右」も「左」も、保守も革新(リベラル)も何か分かっていなかったんです。
だから「中道」も何かわかっていなかったんです。
けれど日本国政府が村山談話をだし、河野談話をだし、細川元首相が「侵略戦争だった」とコメントしても中国、韓国は許してくれず、反日デモが起きたりして「一体いつ許してくれるのだろう?どう謝ったら、何回謝ったら許してくれるんだろう?」と不可解には思っていました。
そして尖閣諸島中国漁船衝突映像を観て、まず最初の疑問を持ちました。
そこから「そういえば尖閣諸島ってどこなんだっけ?なんで揉めてるんだっけ?それと竹島も。どこにあるんだっけ?何があったんだろう?」と思い、Wikipediaで調べ始めました。
調べると「あら私は今まで日本を誤解していたみたい」と気づき、これは一度日本の歴史、特に大東亜戦争関連を調べなくては!と思い始めました。そんな矢先に起こったのが東日本大震災でした。
その時に見せた“災害時にも取り乱さない、そんな時にも親切で、礼儀正しい日本人”が世界の人々に衝撃をあたえ、私を一気に覚醒に導きました。
たぶん私と同じような人って多いんじゃないでしょうか。
まぁ、目覚めた当初はブログで発信するようになるなんて想像もしていませんでしたが。
今さらながら思いますが「無知って怖いし、恥ずかしいな」と。
だから【そこまで言って委員会】のパネラーの田嶋陽子さん見てると、こちらが恥ずかしくなります。自分に都合の良いところだけをつまみ食いして、それを根拠に意見してるんですよね。支離滅裂なことを言ってる時もありますし、なにより独りよがりで見苦しいです。
それでいて自分は専門家だといわんばかりの主張・・・。
しかし、こんな田嶋先生や反日中国や韓国が騒いでくれてるから疑問を持ったり、目覚めるきっかけになった人がいる訳で・・・。
そういう意味ではそれなりに彼らの存在意義というか、反日行動・言動の成果があるといってもいいですね。
それでも、やっぱり「日本は謝罪しろ!賠償しろ!正しい歴史認識を持て!」にはウンザリです。
(Mrs.G)