対馬列島(長崎県)の中央に位置する美津島にある梅林寺は、6世紀、朝鮮半島からもたらされた最初の仏像..........≪続きを読む≫
一体いつまでこんなことが繰り返されるんでしょうねぇ
仏像を返還しない韓国政府やその判断を下した韓国司法にも問題はありますが、同様に問題なのが『韓国の社会が窃盗を容認していること!』です。
彼らの言い分、もといへ理屈は「仏像はもともと韓国にあったもの。それを倭寇が盗った。だからそれを元のところ、韓国へ取り戻しただけだ。なぜ日本に返さなければいけないのか?」
いやぁ、倭寇は発生当初こそ日本人の集団でしたが、その後は漢人と朝鮮人が倭寇として荒らしまくってたんですよ。そして李朝の約500年間は徹底した廃仏で、首都や町、村の仏教寺院や仏像はことごとく破壊され、見るに見かねた人らが密かに仏像や経典を対馬へ避難させたのが史実なんですがねぇ。
そんな仏さまを安置し守り伝えてきたのは対馬の僧侶や島民達なんですよ、韓国さん。
「正しい歴史を学べ」と日本に説教する前に、ご自分たちもウリナラファンタジーを、ご都合主義で創作した“歴史”を学ばず、事実に基づく歴史を学んでいただきたいものですな。
さて、先月25日この仏像窃盗事件を報じる際に、報道ステーションの古館キャスターは
「仏教ってのはそもそも生きる上で物質世界にとらわれている、その執着をダメだよっていう教えでもあるんですけどね」
と仏像窃盗に大騒ぎする日本人をたしなめる発言をしたと・・・。(そりゃぁ、大騒ぎになるでしょう 今回で何回めよ?)
これは窃盗団を擁護する発言として受け取れますね。
ニュースで、いや、どこであろうと盗みを肯定するような発言はです!
しかも窃盗団の一人は住職だっていうじゃぁありませんか。僧侶は模範を示さなければならないのに、泥棒しちゃぁいかんでしょう!ニュースキャスター古館!そこんとこしっかり伝えないと!
なのに、日本人に向かって「執着心を捨てなさい」ですか。韓国人らの執着心は良いんですか?“それ”で窃盗したわけですよ。しかも事前に下調べした上での入念な計画のもとでの犯行らしいじゃないですか。
お寺や坊主に誤解を持っておられる方も多いと思いますが、お寺や庫裏(くり)は個人所有ではありません。そこの宗教法人たるお寺のものであり、檀家や門信徒も利用できる共有スペースです。ですから、もし、寺の跡取りが住職にならない、だれも後を継がないなら誰か後継の人を見つけ、前の住職家族はどこか他所へ移るか、後継の人と養子縁組をして住み続けるか選択しなくてはなりません。ですから、お寺にある仏像、仏具、その他の什物はもちろんお寺のものですので、門信徒の共有財産です。
今回の仏像も長い歴史のなかで、先祖から子孫に伝えられ、大切にお守りしてきたものですから、誰それに所有権があるなしではなく、対馬の、対馬に住む方達の宝です。
それを、あなた!物知り顔で「こだわることを忘れなさい」はないでしょう!よくもそんな口が叩けたもんだ!
日本人に説教たれる前に、何百年も仏教を弾圧、迫害して、仏像や寺院を破壊しまくった過去を無視して、今更取り返しにきたとほざく韓国人に対して説教すべきです。
大体、どこの宗教でも盗みを戒めています。厳格なイスラム法を守っている国なら、今頃窃盗団は手ぇ、切断されてます。これが中世のヨーロッパなら手の切断や、焼印押されているでしょう。
確かに仏教では執着心を持つなと教えていますが、だからといって盗っとが許される道理はありません。
ちなみに、原始仏教では僧侶の持ち物は【三衣一鉢:さんねいっぱち】だけが許されました。作業着と普段着と訪問着の三衣(袈裟)と托鉢のための鉢だけが僧侶の持ち物でした。現在でもそれに近いのはタイやミャンマーの上座部のお坊さんたちだと思います。日本や中国では袈裟だけでは寒さに耐えられないため衣を着用するようになり、現在の装束になりました。(しかし日本の坊主は物持ちすぎ私も含め)
蛇足ですが、もともと袈裟は使い古したボロ布を縫い合わせて作り、草木や金属の錆で染め直したものでして、糞掃衣(糞雑衣とも:ふんぞうえ/ふんぞえ)とも言われました。
現在は西陣織りなど高価な布を使用した袈裟がほとんどですが、作り方は一端布地を端切れにし、パッチワークのように縫い合わせて作られます。
※左から七条袈裟・五条袈裟・畳袈裟の着用例
話が逸れましたが、一連の仏像盗難事件は、信仰や歴史以前の問題で、到底許されるものでありません。だから日本人は怒っているのです。
盗難にあったお寺の住職さんや檀家さん方の怒りや失望は至極当然でしょう。
それを大騒ぎすることに疑問を感じるだとか、般若心経では“執着心にとらわれるな”と説いてあると日本人に自制を求めるような発言をする古館さんの知ったかぶり、無神経さに嫌悪感を覚えます。
こんな報道してたら『マスゴミ』と言われても仕方ないと思いました。
(Mrs.G)
人気ブログランキングへ