先日、保守系サイトでめぐり合った動画。
まずはご覧下さい。




前に日本人は【日本語】で高等教育が受けられるし、これは珍しいことだと聞いたことがあったんですが、動画を観て改めて「そうなんだぁ。日本語で学術的なことを勉強できるってアジア諸国の中では珍しいんだ。」と感心した次第です。wow!

日本では医者や看護士、その他専門職になるにしても基本的に日本語オンリーで仕事できますものね。医者は病名の英語名は知っていても、英会話できる人ととなると限られてくるんじゃないかと思います。(そういえば、昔は病名はドイツ語で書いてたのが、いつから英語にかわったんでしょう?)

それにしても、フィリピンやマレーシアでは英語ができるかできないかで【差】が生まれてしまうんですね汗
インドに関しては800ほどの言語(方言を含む)があるために、意思疎通を計るために英語が共通語の役割を果たしていますし・・・汗
日本とは状況が違いすぎますね。汗

今回この動画で驚いたのは時間割りに『翻訳』があったこと。
もともと日本人の識字率は高く、当時の欧米と比べても教育水準は高かったんですが、専門的なこと、高度な学問を一部の人のものにせずに、多くの日本人が学べるようにしたところに驚きと感動を覚えました。きらきら


さて、明治時代に多くの日本語《和製漢語》が生まれたんですが、日本人だけが恩恵を受けたわけではないんですね。
日清戦争後、多くの清国人、清が倒れた後は華人(その当時は“中国”という国はまだありませんので)が日本に留学生とやってきて、日本で得た知識を大陸へ持ち帰りました。
そのためにいまだに多くの和製漢語が使われているんだとか。
例えば【中華人民共和国】の“中華”以外は和製漢語だそうです。
先日、黄 文雄さんの『世界を「あっ」と言わせた日本人』を読み終えたんですが、その中でこの和製漢語に触れ、現在の中国の憲法は75%も和製漢語が使われているとのことでした。
そして大陸の近代化は和製漢語のお陰だとも。
やはり母語もしくは近い言葉で読み書きできるということは理解度に反映してくるということではないでしょうか。


アジア諸国の中では日本人の英語力は最下位らしいですが、総合学力は上位ですし、欧米とも引けをとりません。
そして以前ブログに書きましたが、外国語ができる=国際人ではありませんので・・・
日本語だけで高等教育が受けられ、就職もでき、生活に支障がないって凄い国じゃないですか!
ねぇ!きらーん
                                                 (Mrs.G)





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