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火の国の女


熊本生まれの熊本育ち。

生まれ故郷と熊本弁をこよなく愛するMrs.Gです。


前述、前々述のブログにも書いていますが、熊本の田舎町出身です。

熊本市からJRで20分ほど下った町で、20年ほど前にショッピングセンターができ、シネマコンプレックスができ、ネットカフェがやってきて、住むには程よい便利さになった町です。

正直なところ、今住んでいるコーク市より自分が育った町の方が便利だと思っています。


しかし!私にとって便利さ以上に大切なものがあります。

まずは祭。うちわ

7月15日の夏祭り。地区ごとで廃品などを使った“作りもん”の展示があります。

8月16日のお盆。別名「閻魔さん祭」といい、由緒ある禅宗寺の本堂入り口に閻魔様の坐像を安置して、本堂の壁に地獄絵がかけられます。昔はお坊さんが絵解きをしていたらしいですが、現在は当日展示するだけ。小さい頃はこの閻魔さまのお顔が怖くて、見るたびに泣いてました。(なんかやましい事があったのかな汗) お祭広場では盆踊りがあり、打ち上げ花火があったんですが、現在は花火なしの盆まつりになってしまいました。しゅん

10月15日の阿蘇神社(分社)の秋祭り。「とこせい」と呼ばれる奴さん姿の子供達のお練りがあり、獅子舞が奉納されます。その後、ちょっと怖い顔で首の長い亀(地元ではガメといいます)を担いだおっちゃん、お兄さんたちが見物客を追い回しながらお開きになる、といった感じです。夜は夜神楽が奉納されます。


そして自然や食べ物。

鳥や虫、それらの声、季節の花々etc. 五感で季節の移り変わりを感じる生活が恋しいです。


それから、熊本弁!

熊本弁を喋ってる時が一番自分らしいと思っています。キリッ

ちなみに県南方言のため微妙に熊本市内方言(県北方言)と違います。しかも私の言葉は現在80代くらいの人が使う古いタイプでして… 実姉からも「ババくさい」と言われます。aya



そしてそして、何者にも変えがたいもの。家族と友達ですね。

嫁にいったのにいつまでも親・姉妹が恋しいと思うのもどうか・・・と思いながらも、こういうの理屈じゃないんですよねぇうん

友達も然り。彼女らとは吹奏楽部で苦楽を共にし、寮生活で同じ釜の飯を食った同志ですので、思いは格別です。



自分の人生計画の中では地元もしくは県内で暮らしたかったんですが、国内どころかヨーロッパの西の端まで来てしまいました。汗

いや、まぁ、自分で選んだ道ですし、四の五の言っても仕方ないんですが、熊本への思いも絶ちがたく、よせては返し、返しては打ち寄せてくる波のごとく、ホームシックの波はやってきます。ショボーン



あ、けどこの夏は里帰りするので、思いっきり熊本の夏を満喫しますよ!えへへ

たぶん暑さに負けて夏バテすると思いますが、ミルクック(棒アイスの名前です)や雪見大福食べて、もずく食べて、アサヒビールのんで、アイルランドでは手に入らないもの買って、友達に会って、熊本弁思いっきり喋って・・・あぁ、今から待ち遠しい!きゃっ

                                                       (Mrs.G)



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