コーク生活6年と5ヶ月、日本では「ありえない」ことを体験したり、聞いたりしました。
①私、Mrs. Gの場合
実家から「荷物送ったよ」のメールがあって、一週間たっても届かないので、集配所に確認したら日本からの荷物は着いていないと言われ、とにかく待つことに。
それからさらに一週間待っても届く気配がない!で、私ははたと問い合わせ番号の存在を思い出し、実家にナンバー確認して、今度はコークのGPOに電話すると、「○月○日に届けたけど不在だった」と!
その日在宅していたのに! 抗議をかねて集配所へ再度電話(←主人に頼みました)。そしたら「伝票が剥がれて住所がわからない」と抜かしたそうで(←それじゃぁ配達できないだろ!)
電話後に主人が荷物を受け取りに行き、持ってかえってきた荷物をみて唖然
「伝票キレイに貼れてて、剥がれた痕跡なんてないし・・・。なんでバレバレの嘘つくの」
※これ以降実家からの「荷物おくったよ」メールには、必ず問い合わせ№も一緒に教えてくれるようになりました。でも相変わらずなのがアイルランド。毎回ではありませんが、たまに他所へ荷物を届け、不在票もそのお宅に残していく 再度抗議しにいったんですが、受取窓口のスタッフは「そうか、災難だったな」ってな感じで、正に“蛙の面に小便”でした。
②友人Aさんの場合
お子さんの学業の都合で旦那様を残して、コークを発つことになったAさん。そこで一人住まい用の家を探すことになり、物件見学のために大家さんに連絡し、約束の日に玄関先で待ち合わせ。が、大家さん現れず・・・
日程再調整して、2度目は見学できたんですが、そこで天井の染み発見!
Aさん「ここ、雨漏りしたんですか?」
大家 「いいえ!雨漏りなんてしないわよ!」
Aさん「けど、あれ、染みだと思うんですけど・・・」
大家 「染み?私には見えないわ」
Aさん「じゃぁ、バケツは何のために置いてあるんですか?」
大家 「あら!誰がこんな所に置いたのかしらねぇ。」
Aさん
※こんな見事な「シラの切り方」聞いたことありません
③友人Bさんの場合
コークでは、たま~に水道から赤錆のようなものや泥?のようなものが混ざった水がでてきたりすることがあるんですが、Bさん宅の場合、汚れた水が出始め、2週間(もっとだったかな?)ほど経っても、うっすら色がついた水が出ていたため、水道を管理する部署へ水質検査をお願いしました。
明らかに担当のおじさんはやる気なさそうで、問題ないでしょう、と。そこでBさん、グラスに水を入れて「見て下さい!クリアではないでしょう?!」と差し出すと・・・
おじさん、その水をゴクリと飲み、お腹をポンと叩いて「大丈夫 じゃーねー」と去っていったそうな。
その日、Bさんのフィアンセが帰宅すると同時に事の次第を報告し、彼は早速「試飲するのが最新の水質検査ですか?」と皮肉をこめたメールをしたそうな。
※なお、再度の水質検査が行われたとは聞いていません。クリアな水に戻ったのは、さらにしばらく経ってからだったようです。
④Cork96FMのリスナーからの投稿
具合が悪いのでGP(かかりつけ医)に行ったら、新型インフルエンザの可能性があるから、大きな病院のA&Eに行けといわれた。A&Eに行ったけど、普通の待合室で4~5時間待たされ、やっとナースから呼ばれて処置室へ。そこでやっとナースがマスクをし、個室で監禁。
※どうもインフルエンザではなかった模様。っていうか、新型インフルエンザ疑いの患者を一般の待合室で待たせるかぁ?リスナーご本人も「もしそこにお年寄りや小さな子供がいたらと思うと・・・」とのことでした。(心中お察しします)
⑤夫の友人Mr. Cのおバカな質問
私・夫・義弟とMr. Cでお喋りしていた時、Mr. Cから「服乾かすためにオーブンに入れたことない?」と尋ねられ、「えー!したことないよ!(当たり前だ!) 」と答えると、
Mr. C「そうなの?俺何度かあるよ。ジーンズとか靴下とか入れたことある。」
私も夫も義弟も「Jesus!」 (そして大笑い)
※ジョークと思いたい!けど、そのMr. Cはやりかねない・・・
日本でも「あるある」なんでしょうか?
とにかく、私の表情筋はこうして日々鍛えられているのです。
( Mrs. G )