先日久しぶりにローストラムを作りました。
切り分ける時に、息子が「What is this?」と聞くので、
「ローストラムだよ。Leg of lamb」と答えると、
「What is Lamb?」と尋ねるので、「あー、It's a baby sheep」と答えました。
するととっさに「かわいそ」と・・・
きっと子羊のかわいい顔が浮んだんでしょう。
そこで「そうね、かわいそうね。じゃぁ、チキンは?チキンはかわいそうじゃないと?」と尋ねると、何かを悟ったようで「」という顔に。(息子の大好物はチキンなんです)
「かわいそうだけど、何か食べんと人間は死ぬとよ。他の命を取って、その命を引き継いでいくけんご飯食べるときに“いただきます”って言って、食べ終わったら“ご馳走様でした”って言うと」
と言うと一応納得したようでした。
が、その後なかなか食べようとしません。
どうしたの?と尋ねると「かわいそ」と・・・
どう言ったらいいかなぁ?と考えながら「(もう料理になっているのに)これで食べんだったらもっと可哀想よ。・・・あのね、この料理を作ったのはお母さんだけど、お母さん一人じゃこのお肉の状態にはできんとよ。色んな人の手が加わって、お店に並んで、それでやっとお母さんはお買い物できて、料理ができると。お肉だけじゃないよ。他の野菜も同じよ。だけん食べ物で遊んだり、残したりしたらイカン。勿体ない。ね、食べよう。羊やポテトや色んな人に対して“いただきます”して食べよう」と。
たぶん納得したようで、なんとか食べてくれました
一応前々から、「何故 “いただきます” を言うのか」ということを子供には教えようと考えていたんです。
けど、とっさには出てこないもんですねぇ
それと4歳の息子に「殺す」の表現は使いたくはないし、ましてや「屠殺」は・・・ねぇ
後日何事もなかったように大好物のチキンを食べていたので、Lambの一件は彼のトラウマにはならなかったんだろうと思います。
いづれ機会を見つけて、改めて“いただきます”や“勿体ない”を教えようと思います。
(Mrs. G)