日本は10月だというのに夏日だそうで・・・

今年はアイルランドも毎年に比べると暖かいなぁ、と思ってたんですが、今週から急激に気温が落ちてまいりました;


さて、コークで2度目の冬を迎えようという年に引越しをしました。

引越し先として選んだポイントは、ズバリ暖炉暖炉

なんとく子供の頃からの憧れといいますか、ほっこりする暖かさで部屋を包み込む感じが良いといいますか・・・にゅん ver3

旦那もガスで着火する暖炉やラジエーターはいやだということで、ほぼ即決しました。

その家は少し小高い丘に位置していて、夜は静かだし、歩いてすぐにプレイグランドもあり、保育所・小学校がありました。

居間とマスターベッドルームは十分に広いし、バスルームにはバスタブがあって、次の春に出産予定だった私は、「よし!ここで子育て頑張ろう!」と思いまいした。

そうやって理想的な環境を夢見たわけですが・・・


現実は・・・ガーン


暖炉で火(炭)を熾すまでの過程で「えー、こんなに大変なのぉ;」と思った次第でして・・・

まず、セットアップ。燃えやすい素材(スティック状になった木材、古新聞、ファイアーライターと呼ばれる固形の化合物)に炭を置いて、燃えやすい素材に着火させるわけですが、このセットアップを毎日となると結構面倒汗①

で、毎回燃えカスや灰が溜まるので、セットアップする前に軽く掃除しないといけません。

しかも、暖炉周りのカーペットには灰がこびり付いて、掃除機使ってもなかなかとれないガーン

そして使ってるうちに煙突に煤が溜まるので、定期的に掃除しないと、部屋に煙が充満します;

それから、燃料費。その当時で炭一袋(何kgあるか忘れた;)が€19、スティック(一袋)が約€3、ファイヤーライター(1箱40個?)€2?だったかな?炭やスティックはほぼ毎週買ってましたし、寒い日が続くとガンガン炭を使うので、そういう時は炭を買い足したりして、結構経費がかかったんですξ


そして私のお腹が大きくなるにつれ、毎日の暖炉の掃除やセットアップに“嫌さ加減”はますます右肩上がり。

臨月近くから浮腫に悩まされていたので余計に大変でしたはぁ・・・

旦那様は手伝ってくれなかったの?って思うでしょ。旦那の帰りを待ってたら凍えるので、自分でするしかなかったんですぅ;


まぁ、そんだけ頑張って炭熾してたわりに、その年のクリスマスには高熱をだし、その後喘息になりましたとさトホホ


妊娠中は薬が飲めないし、仕方なかったんですが、喘息に発展してしまったのは、その家にも問題があったんですよねぇ;

窓が大きく、しかも二重窓になっていなかったため、せっかく暖めた空気がどんどん逃げる+部屋が暖まるのは居間だけ+マスターベッドルームは結露がすごく、カビが発生しやすかった鬼髑髏


結局その家には半年ほど住んで、シティセンターに引越しました顔15


旦那はしばらく「(本物の)暖炉がある家がいいなぁ」とほざいてましたが、そのたびに私が論破して、現在は一言も口にしませんふーんだ


実際使ってみないと分からない、住んでみないと分からない、ということを一つ学んだ、コーク2度目の冬~春なのでした。

                                       (Mrs. G)



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