通しで読んだ小説の記録帳です。

仕事柄、中途半端に読むことが多いので、
頭から終わりまで読んだものを記録します。

★の数は、いつも通りオススメ度です。

1、ハーフ/草野たき (2008/ジャイブ) ★★★☆☆
2、魔天楼
  薬師寺涼子の怪奇事件簿/田中芳樹 (1996/講談社) ★★★☆☆
3、The MANZAI/あさのあつこ (2005/ジャイブ) ★★★☆☆
4、西の魔女が死んだ/梨木香歩 (2001/新潮社) 
★★★☆☆
5、空中庭園/角田光代 (2005/文藝春秋) ★★★★☆
6、まほろ駅前多田便利軒/三浦しをん (2006/文藝春秋) ★★★★☆
7、歩きだす夏/今井恭子 (2004/学習研究社) ★★★★☆
8、透きとおった糸をのばして/草野たき (2000/講談社) ★★★★☆
9、アーモンド入りチョコレートのワルツ
    /森絵都 (2005/角川書店) ★★★★☆
10、リズム/森絵都 (1991/講談社) ★★★★☆
11、永遠の出口/森絵都(2006/集英社) ★★★★☆
12、4TEEN/石田衣良(2005/新潮社) ★★★★☆
13、鉄道員/浅田次郎(1995/集英社) ★★★★☆
14、希望ヶ丘の人々/重松清(2011/小学館) ★★★★★


2013/10 現在
TSUTAYA DISCASで借りたDVDの記録です。
月4枚コースで契約しています。 
(★の数はオススメ度です)

みなさんの好きな映画があったら、
ぜひ、コメントお願い致します。

01、東京タワー  オカンとボクと、時々、オトン(日本) 
02、チャーリーとチョコレート工場  (アメリカ/イギリス) 
03、少年メリケンサック(日本) 
04、ハチミツとクローバー(日本) 
05、GOEMON(日本) 
06、崖の上のポニョ(日本) 
07、博士の愛した数式(日本) 
08、ゴッドファーザー(アメリカ) 
09、うた魂♪(日本) 
10、それでもボクはやってない(日本) 
11、さくらん(日本) 
13、硫黄島からの手紙(アメリカ) 
14、色即ぜねれいしょん(日本) 
15、平成紅梅亭 特選落語会  
      上方落語の神髄 大御所の会 
16、父親たちの星条旗(アメリカ) 
17、トイストーリー(アメリカ) 
18、トイストーリー2(アメリカ) 
19、「刑事コオロンボ」完全版Vol.1(アメリカ) 
20、しゃべれども しゃべれども(日本) 
21、王妃マリー・アントワネット(カナダ/フランス) 
22、サマーウォーズ(日本) 
23、ソラニン(日本) 
24、パプリカ(日本) 
25、おっぱいバレー(日本) 
26、舞妓Haaaan!!!(日本) 
27、チーム・バチスタの栄光(日本) 
28、キサラギ(日本) 
29、パラノーマル・アクティビティ(アメリカ) 
30、ブレア・ウィッチ・プロジェクト デラックス版(アメリカ) 
31、人のセックスを笑うな(日本) 
32、ターミネーター(アメリカ) 
33、ゴールデンスランバー(日本) 
34、蟹工船(日本) 
35、ガンジス河でバタフイ ディレクターズ・カット版(日本) 
36、羊たちの沈黙 特別編(アメリカ) 
37、ソルト(アメリカ) 
38、HR Vol.1(日本) 
39、BECK(日本) 
40、ザ・マジックアワー(日本) 
41、シャーロック・ホームズ(アメリカ) 
42、おとうと(日本) 
43、闇の子供たち(日本) 
44、告白(日本) 
45、HR Vol.2(日本) 
46、オカンの嫁入り(日本) 
47、ハッピーエンド(韓国) 
48、殺人の追憶(韓国) 
49、母なる証明(韓国) 
50、白い巨塔 Vol.1(日本) 
51、白い巨塔 Vol.2(日本) 
52、白い巨塔 Vol.3(日本) 
53、白い巨塔 Vol.4(日本) 
54、白い巨塔 Vol.5(日本) 
55、白い巨塔 Vol.6(日本) 
56、白い巨塔 Vol.7(日本) 
57、白い巨塔 Vol.8(日本) 
58、ミクロの決死隊(アメリカ/1966) 
59、カラフル(日本/2010) 
60、パイレーツ オブ カリビアン 
        呪われた海賊たち(アメリカ/2003) 
61、母べぇ(日本/2008) 
62、パイレーツ オブ カリビアン 
        デッドマンズ チェスト(アメリカ/2006) 
63、悪人(日本/2010) 
64、スカーフェイス(アメリカ/1983) 
65、名探偵 ポワロ(イギリス/1989) 
66、ゼロの焦点(日本/2009) 
67、卒業(アメリカ/1967) 
68、新シャーロックホームズの冒険 
   ホームズとプリマドンナ(イギリス/1990) 
★★★☆☆ 
69、大病人(日本/1993) 
★★★★★ 
70、八つ墓村(日本/1977) 
★★★★☆  
71、相棒 season1 disc1(日本/2003) 
★★★★☆  
72、犬神家の一族(日本/1976) 
★★★★☆ 
73、ALWAYS 三丁目の夕日(日本/2005) 
★★★★★ 
74、
ALWAYS 続・三丁目の夕日(日本/2007) ★★★★★ 
75、ミンボーの女(日本/1992) ★★★★★
76、獄門島(日本/1977) ★★★★☆
77、
HR Vol.3(日本/2003) ★★★★☆
78、BLACK SWAN(アメリカ/2011) ★★★★☆
79、
HR Vol.4(日本/2003) ★★★★☆
80、うさぎドロップ(日本/2011) ★★★★★
81、アーノルド坊やは人気者(アメリカ/1978) ★★★☆☆
82、砂の器(日本/1974) ★★★★★
83、星を追う子ども(日本/2011) ★★★★★☆
84、天国からのエール(日本/2011) ★★★★☆
85、スイッチを押すとき(日本/2011) ★★☆☆☆
86、アントキノイノチ(日本/2011) ★★★★☆
87、DOG&POLICE 純白の絆(日本/2011) ★★☆☆☆
88、マイウェイ
   12,000キロの真実(韓国/2011) ★★★★☆
  
89、ヒミズ(日本/2012) ★★★★☆ 
90、モテキ(日本/2011) ★★★★★
91、永遠の僕たち(アメリカ/2011) ★★★★★
92、ツレがウツになりまして。(日本/2011) 
★★★★★
93、50/50 フィフティ・フィフティ(アメリカ/2011) ★★★★☆
94、シャーロック・ホームズ
   シャドウゲーム(アメリカ/2012) ★★★★☆
95、幸せのパン(日本/2012) ★★★★☆
96、ももへの手紙(日本/2012) ★★★★☆
97、Railways(日本/2012)
   愛を伝えられない大人たちへ 
★★★★☆
98、あかね空(日本/2007) ★★★★☆
99、武士の家計簿(日本/2010) 
★★★★★
100、宇宙兄弟(日本/2012)
 ★★★★★
101、平成紅梅亭
   特選落語会 特選 噺家の会(日本) 
★★★★☆
102、ヘルタースケルター(日本/2012) 
★★★★☆
103、苦役列車(日本/2011) ★★★☆
104、初蕾(日本/2003) ★★★★☆
105、座頭市(日本/2003) ★★★★☆
106、るろうに剣心(日本/2012) ★★★☆☆
107、60歳のラブレター(日本/2009) ★★★★★
108、隠し剣 鬼の爪(日本/2004) ★★★★☆
109、桐島、部活やめるってよ(日本/2012) ★★★☆☆
110、家族ゲーム(日本/1983) ★★★☆☆
111、容疑者Xの献身(日本/2008) ★★★★★
112、泣ける話(日本/2012) ★☆☆☆☆
113、家政婦のミタ Vol.1 ★★★★☆
114、つなぐ(日本/2012) ★★★★★
115、必殺仕事人2013(日本/2013) ★★★★☆
116、ダブルフェイス 偽装警察編(日本/2012) ★★★★☆
117、ダブルフェイス 潜入捜査編(日本/2012) ★★★★☆
118、グッモーエビアン(日本/2012) ★★★★☆
119、踊る大捜査線 THE LAST LOVE(日本/2012) ★★★★☆


60と61は、 
正確に言うとディスカスではなく、 店頭でのレンタルです。 
2013/06/21 現在

シアターで観た映画の記録帳です。
皆さんが観たものがあったら、
ぜひコメントをお願い致します!!
※ ★印はオススメ度

1、リアルスティール(アメリカ/★★★★☆)
2、山本五十六(日本/★★★★☆)
3、ロボジー(日本/★★★★☆)
4、ALWAYS 三丁目の夕日'64(日本/★★★★★)
5、テルマエロマエ(日本/★★★★★)
6、ダーク・シャドウ(アメリカ/★★★☆☆)
7、おおかみこどもの雨と雪(日本/★★★★★)
8、踊る大捜査線
  THE FINAL 新たなる希望(日本/★★★☆☆)
9、天地明察(日本/★★★★★)
10、のぼうの城(日本/★★★★☆)
11、悪の教典(日本/-5億=ゴミ映画、観る価値なし)
12、ダイハ―ド/ラスト・デイ(アメリカ/2013) ★★★★☆
13、探偵はBARにいる2(日本/2013) ★★★★☆
14、真夏の方程式(日本/2013) ★★★★★
15、風立ちぬ(日本/2013) ★★★★★

2013/07/31 現在


TSUTAYA DISCAS 以外で観たDVDの記録帳です。

1、時をかける少女(日本/2010)
2、小さな命が呼ぶとき(アメリカ/2010)
3、海猿 LIMITED OF LOVE(日本/2006)
4、パリより愛をこめて(フランス/2010)


こんにちは。
今回はこちら!!

初蕾
『初蕾』 (日本/2003)
オススメ度:★★★★☆

いやあ、良かったです。
このドラマが放送された時、
私は仕事が忙しく観ることができず、
そのまま放置しておりましたが、
今回、観ることができて、本当に良かったです。

まず、なんと言っても脚本が良いですね。
巧いです。
本当に巧いです。
原作を読んでいないので、
何とも言えない部分もあるのですが、
おそらく脚本家の腕で相当良くなっているはずです。
おもわず唸ってしまいました。
素晴らしいの一言です。

それから、
宮沢りえさんが良いですね。

宮沢りえさんというと、
私の中では
『北の国から』の時がベストだったのですが、
このドラマを観て、
どっちがベストか、ちょっと迷ってしまいますね(笑)

とにかく、
久々に記事を書いてしまうくらい
大絶賛しているわけですが、
では、なぜ★4つなのか、といいますと……。

理由は主に2つありまして。

1、前半の展開がはやすぎて、
  感情が追いついていけない。

2、ロケで撮影して欲しかったシーンを
  スタジオ収録していた部分が多かった。

あと…、これは3つめに数えようか悩みますが、
ラストシーンの先を観たくなるのですね。
ここで終わらないでほしい、
お民と半之介は、このあとどうなったの!?
と思ってしまうのです。

好きな連載漫画が
最終回を迎えた時の感覚と似ています。

まあ、そういうわけで、★4つです。

しかし、十分観るに値します。
まだ、ご覧になっていない方は、ぜひ!!


最後に余談。
『おしん』の時から思ってましたけど、
泉ピン子って、
髪とか乱れちゃってる庶民の着物姿、
とんでもなく似合いますよね笑


【クレジット】
原作:山本周五郎
脚本:宮川一郎
音楽:若草恵
演出:鴨下信一
プロデューサー:石井ふく子

お民:宮沢りえ
梶井半之介:東山紀之
おひで:泉ピン子
おしの:藤田朋子
お力:池内淳子
梶井良左衛門:宇津井健

観る価値のないクソ映画。
何の予備知識もなく観たのが間違いでした。
金と時間を返せ!!

色々と調べると、
主役の伊藤英明は、
「この映画を5段階評価するならば、
 0か5でしょう」という旨の発言をしたようですが、
とんでもない!!
-5億でも足りないくらいです。
伊藤英明も仕事でしょうけど。
(出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121122-00000354-oric-ent)
↑オリコンスタイルの記事です。


んで、AKBの大島優子は、
試写イベントで痛烈に批判したのだとか。
確かに仕事なので、それはいけないことではあるのですが、

まあ、クソのような映画……ではなく、クソなので、
仕方ありません。
(出典:http://news.livedoor.com/article/detail/7168820/)
↑livedoorの記事です。


はあ、マジで金と時間を返してほしい。


あと、映画館の観客の中に
『バトルロワイヤル』と比較する声を聞きましたが、
本質が全く異なることがわからないのでしょうか。

比較するものではありません。


ちなみにこの記事は、
もちろん個人的な感想ですので、
映画を観ることを妨害しようとか、
そういうものではありませんので、
ご了承ください。






こんにちは。
久しぶりの更新となりました。

というわけで、今回はこちら!!

檸檬のころ
檸檬のころ/豊島ミホ
オススメ度:★★★★★

豊島ミホ――。

私はこの作家が大好きだ。
だが同時に、大嫌いでもある。

『檸檬のころ』は、
田舎の高校生たちのなんてことない日常を
スケッチしたかのような小説である。
大きな事件は何一つ起きない。
だが、描かれた感情は、リアルだ。
それゆえ、
読者の胸に一定のノスタルジーをもって迫って来る。

しかしこの小説は、
そんな「甘い」感覚を
思い出させるだけで終わってはくれない。
 

何も考えていなかった幼少時代を経て、
常に鬱屈とした何かを抱いていた中学、高校時代。
20歳を過ぎるころになると、
その塊にも耐性ができてくる。
それは、
「大人になった」ということの一つの証明でもあるのだろうが、
人は、
中学・高校時代のあの感覚を忘れ得ないのではないだろうか。

豊島ミホ自ら
「地味な人なりの青春」(あとがき)と語る
登場人物たちの姿は、あまりにリアル過ぎて
「懐かしい」を遥かに越え、もはや「痛い」。

読み進めるのが辛いのである。

作者の高校生活は、「暗くて無様なもの」だったようだが、
どんなに派手な生活を送っているように見える高校生も、
心のどこかに必ず、
折れ曲がった感情を抱いているものだと思う。

だからこそ、どんな読者にも、
中学・高校時代特有の、
あの鬱屈した感覚を思い出させるのではないだろうか。


ところで、前回この小説を読んだのは、
4年前のようである。
栞代わりに挟んだ紙きれがそれを示していたのだが、
小説にしろ、音楽にしろ、映画にしろ、
再読、再聴、再鑑賞すると、
当時の記憶を呼び起こすから不思議である。


今回はこの辺で。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。


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こんばんは。
今回は、こちら!!

砂の器
『砂の器』 (日本/1974)
オススメ度:★★★★★

橋本忍――。
特に映画に詳しい人でなくても、
この名前を知っている方は多いと思います。

一応説明すると……。
1950年に公開されたデビュー作『羅生門』で、
いきなり『ヴェネツィア国際映画祭』グランプリを
受賞した脚本家です。

その後、『生きる』『七人の侍』など、
黒澤明監督作品で脚本家として参加する他、
『私は貝になりたい』『白い巨塔』
『ゼロの焦点』『八墓村』など、
超有名な映画・ドラマを多数手がけています。

さて、
今回の『砂の器』も橋本忍さん脚本の作品です。

そのデキははっきり言って
素晴らしいとしか言いようがありません。
文句なしでご覧になることをオススメします。

とは言え、これで終わったのでは、
読者の皆さまには
何の参考にもならないと思いますので、
今回は、ある新聞の記事を引用し、
その素晴らしさをお伝えしたいと思います。

以下は、
2010年6月3日 朝日新聞 夕刊
『人・脈・記 シナリオなき旅6』に掲載された、
橋本忍さんのインタビュー内容です。

父親が危篤の際、
橋本さんが実家に駆けつけると、
その枕元には
橋本さんの書いた2冊の脚本があったといいます。
それが『切腹』と『砂の器』です。

この時、橋本さんは、
父親が自分の脚本について語るのを初めて聞きます。

「お前の脚本でまあまあ読めるのはこの2本だ。
 あの世に持っていく。
 出来は『切腹』の方が上だが、
 『砂の器』の方が好きだ」


橋本さんは、
1964年に父親が亡くなるまでに、
約50本の映画脚本を書いています。
『切腹』と『砂の器』は、
その中でも特に優れた脚本だということです。
これは、観ないわけにはいかないでしょう。

ここまで脚本のことばかり書いてきましたが、
映像もキャストも凄いですよ。
企画が持ち上がってから
10年以上かかっての公開ということですが、
制作陣の熱い想いが、
映像からバンバン感じられます!!

ちなみに、
その中でも特に印象に残ったのは、
加藤嘉さん扮する
本浦千代吉の演技でした。
件のシーンの脚本もさることながら、
演技も実に素晴らしかったです!!

では、今回はこの辺りで。

【クレジット】
監督:野村芳太郎
原作:松本清張
脚本:橋本忍
撮影:
川又
音楽監督:芥川他寸志
キャスト:丹波哲郎、緒形拳、森田健作
      加藤剛、島田陽子、加藤嘉 

      菅井きん、渥美清、花沢徳衛


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こんにちは。
今回はこちら!!

アーノルド坊やは人気者

『アーノルド坊やは人気者
 コンプリート1stシーズン Vol.1』(アメリカ/1978)
オススメ度:★★★☆☆


2002年10月、
『日本で初めての本格的シチュエーション・コメディ』
と銘打って
三谷幸喜さん脚本・演出による
『HR』の放送が開始され、話題となりました。

シチュエーション・コメディというのは、
いわゆる一幕ものコメディで、
『HR』のDVDに収録された
三谷幸喜さんの解説によれば、
観客の笑い声が入っているものを指すようです。
(たぶん)

アメリカでは一つのジャンルとして
カテゴライズされています。
『フルハウス』や『アルフ』と聞いて、
ピンとくる方も多いのではないでしょうか。

さて、この
『アーノルド坊やは人気者』も、その一つ。

私の育った地方では、
かつて、毎週のように放送していました。
アーノルドの自由な発想と発言に
ゲラゲラ笑ったことを思いだしますね。 

『HR』も『フルハウス』も『アルフ』も、
どれも面白かったのですが、
『アーノルド坊やは人気者』こそ、
私のシチュエーション・コメディの
原体験だと思います。

というわけで、
久しぶりに観てみようと思い、早速レンタル。

うーむ。

私が大人になってしまったからなのか、
それとも、
『HR』のジェットコースターのようなテンポを
体験してしまったあとだからなのか、
ちょっと物足りない感じは否めませんでした。

しかし、
やはりアーノルドの自由な発想と発言は、面白い!!

日本のコメディでこういうセリフを書ける人って、
ちょっといないんじゃないでしょうか。
アメリカと日本の感覚の違いかもしれませんが……。
やっぱり
三谷幸喜さんの書く台詞の感覚とも違いますよね。

もしかしたら、
もはや“古典”なのかもしれませんね。
この作品は。

というわけで、
私のように「ルーツを知りたい」といった
気持ちがある方にはオススメします。

しかし、そうでない方は、
現代の作品を観る方がずっと面白いと思います。

そういうわけで、オススメ度は★3つ、ということで。

ちなみに、この作品は、
ホームコメディでありながら、
黒人問題などの社会問題を扱ったことも、
話題となったようです。

では、この辺りで。

【クレジット】( )内は日本語版声優
アーノルド:ゲーリー・コールマン(堀絢子)
ウェリス:トッド・ブリッジス(野沢雅子)
ドラモンド(川久保潔)
ギレット夫人:(寺島信子)
キンバリー:(瀬戸薫)


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こんにちは!!
今回はこ
ちら!!

少年探偵団
『少年探偵団』
作者:江戸川乱歩
オススメ度:★★★☆☆

【感想】
完全に
『名探偵 コナン』に出てくる
少年探偵団のルーツですね。

70年以上前に書かれたことや
先生の小説をベースに、
現在もさまざまな小説ができていることを考えると、
江戸川乱歩先生は、
やはり素晴らしい先生だと思います!

もちろん
『いやいやいや……
 これはさすがに無理あるだろ』
という出来事が所々出てきますが笑

またこの小説は、
『少年倶楽部』に連載されたものなのですが、
次回への“あおり方”なんかもとても巧いです。
これには、当時の子どもたちは、
「来月まで待てないよ!!」と
ドキドキしたのではないでしょうか。


なかなか学ぶべきところは多そうです。


……が!!
この小説のタイトル、
『少年探偵団』は適切ではないですね笑
もし適切なタイトルをつけるなら、
『明智小五郎探偵』笑笑笑

そういう意味では、
『名探偵コナン』などは、
江戸川乱歩をベースにしつつ、
より高い次元に改良した作品だと言えると思います。

では、今回はこの辺りで。

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