シリーズ化した小説は話に流れがあるので、1巻から読まないと面白さは半減してしまう。(注:持論)
この小説も、登場人物の人となりがわかってこその行動や言動、その人たちの過去や未来がつながっていく様子が面白くなる小説だと思います。
主人公、五浦大輔(ごうらだいすけ)と篠川栞子(しのかわしおりこ)の関係もいよいよクライマックスへ。
本編ではシェークスピアの本を題材に、登場人物の熱い駆け引きが、これでもまだ足りないのかというほど絡みついている様子。上を行く。そしてさらに上を行く。どこまで仕掛けるこのギミック。
毎回そうですが、本の内容と古書堂に関わる人物・心情にリンクする部分は非常に読み応えがあります。
ちなみに題材になっている本は読んだことがないですが、それでも十分読んだ気になる内容です。
あとがきには番外編やサイドストーリーも今後展開しているとの情報があり、益々繁盛まちがいなし。
ドラマ化、映画化、アニメ化など小説以外にも広がる 三上ワールド。今後も楽しみです。
