新幹線の駅や空港など
各都市の拠点となる場所は
とてもよく似ている。
スタバやタリーズがあり
こぎれいな土産売場があり
既視感を覚えるような
フードショップが立ち並ぶ。
便利で快適で安心できる環境は
ありがたいかぎり。
とはいえ
旅に出たからには
その土地ならではの
特色を味わいたい。
だから
自分の足で歩きまわる！
メインストリートから離れて
横道や裏通りに入ると
地元の常連さんが
お店の人と話していたり
犬や猫を連れて散歩していたり
飾らない生活が垣間見える。
その地の匂いがあって
その地の音が聞こえてくる。
その地の空気感を
肌がキャッチする。
ただそこにあるユニークさ。
今の時代の旅には
均質なグローバル感覚と
その地ならではの個性を
一挙両得に味わえる醍醐味がある！
自分が
そうしたいから
そうする。
それだけじゃ
いけないの？
誰のために？
なんて考えるから
ややこしくなる。
自分がそうしたくて
選ぶなら
それが今を生きる自分の
ベストチョイスのはず。
いっそ
すべて自分のためだと
言い切るほうが
清々しい。
誰のためになったかなんて
後付けで
他人が勝手に評価する
結果でしかないのだから。
「他人と同じことをしてもつまらない」という言葉に興味を覚え、そういう人たちの集まりに参加した。
そこでハッと気づく。
この集団のやり方にちゃんと従おうとしたらどうなるか？
この集団内では模範的な人になるだろう。ここでは賞賛されるかもしれない。
しかし…
この集団にいる人たちみたいになりたいと思うか？
表面はキラキラだけど、その下には
鬱屈したものが見え隠れしてる。
ポジティブからネガティブまで、まるごと引き受けても、そうなりたいと思えるなら、ここのやり方を踏襲してみるのもいい。
そうでないと気付いたなら、自分の心が伸びやかでいられる方へ、踵を返して戻るがいい。
自分に正直でないと、自分に対して胸をはれない。
自分を大切にすることは、「人」を大切にすることと同じ。
すべては己から始まる。
そう思う。
憧れの人を
見た目のままに真似しても
真の幸せは手に入らない。
いっときは
うまく行ってるように見えても
いずれどこかで行き詰まるだろう。
なぜなら
あなたはその人とは別人格だから。
同じ行動をしても
感じ方が違う。
考え方を踏襲しても
あなたの中の信念は
深いところでは
そう簡単には変わらない。
あなたが積み上げてきたもの
あなたが譲れないもの
あなたの内面から湧きあがるものは
あなたならではのもの。
憧れの人が
その人の信念に従って
どのように生きているのか
内面の動きを観察すべきであって
表面的な言動に
惑わされてはいけない。
あなたの幸せは
あなたの信念から生まれることを
忘れてはいけない。
