・・・オーディオと調音。
音の響き(ライブ)と音の収まりの(デッド)終わることのない戦い。
片方を立てれば片方は立たず、両立すれば意匠性が犠牲になり使用状況を限定してしまう、そんなもどかしいことも多いこの問題。
そこで、1つの方法としてこんなご紹介です。
ででん。
フルオーダーデザイン調音額縁~♪(ド〇えもん)
・・・決してふざけている訳ではなく、大真面目に調音と美観に取り組んだ入魂の1品です。
実際問題として、調音効果の高い商品は美観として独立しているものが多く、専用室でこそ違和感なく馴染みますがリビングでは馴染みづらく、意匠性の高い商品は効果の薄いものが多いのです。
まして、リビングともなれば吹き抜けや傾斜天井、状況によってはその部屋の大きさや高さくる音の乱反射までを加味して調音するとなると一筋縄ではいきません。
特に本物件では(写っていませんが)とても高い天井高(MAX4.3メートル)に傾斜天井、広大な壁面に洗練された空間デザインも相まり、並みの調音方法では太刀打ちできない状況でした。
そこで考えたのが今回の方法です。
吸音効果をメインに据えて(定在波制御・暗騒音の改善)、お部屋に馴染むように絵画をイメージすることから始めました。
吸音率は面積と密接な関係にあるため大型になる(今回のお部屋との割合ですね)ので、その面積に耐えうる美観を確保するため海外製のデザインファブリックを選定。
吸音効果を上げる為、厚みを持たせるためにパネル部分を緞子梁とし、ファブリック部分と相まり非常に高い吸音効果を得ています。
・・・でもね。
実は重要なのは「美しい」ことなんです。
人間とは不思議なもので、自分が美しいと思わないものはどんなに良くても不満が出るものなんです。
(中にはそれがいいという人もいますが・・・。)
今回フルオーダーだからこそ可能なデザイン・サイズの選定により、とても高い意匠性を得ることに成功しています。
要するに、「カッコイイ」んです。
音を消して眺めているだけでもリラックス出来る、そんな1品にオーナーにもとても満足いただけました。
因みにこのデザイン部分は張替え可能なので、模様替えして気分転換!なんてことも出来ちゃいます♪
デザインと機能の両立、当店では常に心がけていることですが重要性を再認識させていただきました。
これからもより上質な提案ができるよう、精進してまいります!
ホームシアター工房名古屋



