家は貧乏だったけど、
習い始めて少したった頃
ピアノを買ってもらいました
家に運ばれて来た日のことは
今でも映像のように、
鮮明に思い出されます
小学4年生の時にマンションの5階、
ベランダの大きな窓からは
空がよく見える
景色のいいところに引っ越しました
ピアノをある程度弾くことが出来るようになると練習曲とは別に、
自分の好きな曲を弾くようになりました
久石譲さんや、アンドレギャニオン
を、よく弾いていました
景色のいい、大きな窓のある部屋にピアノを置いてもらっていたので、
よく窓を開けて弾いていました(ご近所さんには了承を得ていました)
私にとって、
私が弾くピアノの音は、私の音なんです
1音奏でるのも、
それは私と繋がっていて、
そのまま窓から外に出て
空に降っていくんです
私が奏でた音が、
この世に生まれて、
自由に旅立っていくのが大好きでした
あまりに抽象的過ぎて、
親にも誰にもこの感覚を話したことはありませんでした
でも、
自分を見つめるという作業をしていると
私の原点はここだなと、いつも思います
好きな音楽、好きな声、川のせせらぎ、
風の音、
全て、私の心を震えさせてくれます
きっと、一生変わらず私の大好きなものです