★「ギフテッド」(ギフティッド)というワードは本ブログでは
「天才児」「秀才」「恵まれた子」という解釈ではなく
「知的能力と精神年齢が合わないことから様々なことに不得意があり、生きづらさを感じている支援が必要な人間」
…として書いています
「ギフテッド」は診断名ではないしそう診断できる人はいない(日本では)と思っていますし、息子自身も誰かにそう言われたわけではありません。あくまでも「ギフテッド傾向」にありがちな特徴が多く見られる子ども…という意味合いです。
すっかりご無沙汰しているこちら。
読みに来ていただきありがとうございます。
当然ながら育児の日々は続いており…気づけば小学校入学から半年が経過。
順調、と言っていいかはわかりませんが、現状不登校になることもなく小学校に通えています。
半年経って、それまでに色々なことがあったのでその辺りを少しずつ綴っていけたらなと思っております。
期待せず長ーーーい目で更新を待っていただけたらうれしいです 笑
今回は幼稚園卒園後〜入学式を迎えるまでの経緯の記録です。
卒園
色々と悩み苦しみ、より良い環境を求めて転園までした4年間の幼稚園生活。
転園先では息子を理解し卒園までに自分たちができることをしてあげたい…という、先生方の並々ならぬ慈愛に溢れた覚悟の上で受け入れていただき。
結果…これ以上の良い環境は無かったのではないかと思える幼稚園生活を最後は送ることができました。
園長先生をはじめ、その意思が担任・副担任ほか息子と関わる全ての先生にきちんと伝達されており。
違う先生でも皆同じように息子を理解して接していただいた、本当に幸せな1年半でした。
未だに卒園までの道のり、そしてあの温かい先生方を思うと涙が出るくらい。
共に大変な育児の道のりを並走して下さったこと…一生忘れないと思います。
幼稚園生活については、またいつか振り返りを記事にできたらいいなと思っています。
入学前
卒園して、何もせずに入学できるような状況ではなく…むしろここが一番大事。
入学前に2度学校見学をさせていただき、さらに入学直前に2度面談をしていただきました。
①2月下旬
3月は学校もバタバタするので2月…だった気がします。
この時は療育(現在も通う放デイ)先の児童発達支援管理者同席のもと、教頭と特別支援コーディネーター教諭との4者面談。
ただ、行ってみたら教頭ではなく、教育主事?(要は教頭の次に偉い先生)でした。
この後の人事で教頭は異動、さらに教育主事も異動…特支コーディネーターの先生は今もいらっしゃる、という状況。
ちなみに面談のアポはデイの児発管の方が全てとって下さいました…。
こういう作業を代わりにやっていただけるだけで、かなり助かりました。
内容は、2度の見学を経て通常学級への入学を決めたという話と。
デイで実際に行っている、ウチの息子への支援方法やエピソードなどを共有。
こういう場面で弱いとか、こういう支援が有効だった…等、より今後に向けた具体的な内容の伝達でした。
また、学校でしていただける配慮についての確認。
息子の学校としては、「支援」が必要ならば特別支援学級、というスタンス(当然っちゃ当然)だけれども、通常学級でもこういう配慮はしてますよ…というような話でした。
教頭じゃなかったあたりに若干の肩透かし感をくらいつつも、親だけじゃなくデイの管理者が一緒だったのは初の機会だったわけで。
福祉サービスも利用して支援を受けている子どもなんだ、イコール「学校任せ」のスタンスの家庭ではないんだな、学校としても多少心構えをして受け入れるべき子なんだな…と、学校にアピールできたのではないかと思っております。
また、この時に同月にWISC(心理検査)を受けましたと言うこともお伝え。
たまたまウチは4歳に受けたきりだったので、入学時点直近の検査結果を持って入学します、ということを示せたのは受け入れる学校側としても大きな判断材料なのか、安心されていたように見えました。
②4月(入学式数日前)
①の面談時に、担任が決まったら事前に面談させていただきたい旨を伝えており。
学校側の都合の良い時に設定していただく段取りにしていて、春休みにあたる4月初めに面談(息子同伴せず親だけ)に行ってきました。
この時は…確か夫は都合がつかず、あたしと特支コーディネーター教諭、そして新1年生担任の3人でした。
これまで年長時から沢山相談させていただき、直前に①の面談もしたことである程度息子の情報は新担任には伝わっているということ。
この安心感…息子が色々大変な子だとある意味覚悟の上で担任していただける、ということは非常に大きくて。
わが子のことをきちんと理解してもらえるだろうか…と入学前に不安になる親御さんは多いと思いますが、勝負は入学前!…と心からお伝えしたいです。
入学前に、わが子の困りごとはどこにあるのか、また考えられる原因(コレは病院での検査や療育の先生からの声など、親からの申し出以外の何か情報源があった方が絶対に良い)は何か、学校生活でどのようなことを配慮(支援ではなく)してもらいたいか…
ということを洗い出し入学前にお伝えすることを、何とか忙しい学校の先生に遠慮することなくやっておいた方がその後スムーズだと経験から痛感しています。
(面談希望はこちらから、ただ日程調整は学校側の提案に合わせる…というスタンスでいきました)
ウチは
・自己感情の言語化が苦手(溜め込みがちなので聞いてもらえると助かる)
・自己肯定感がとにかく低い(優れている部分があっても本人がそう感じていない)
・希死念慮あり(自己肯定感が低いがゆえ自分を無価値だと思いがち)
…と、とにかくちょっと対応に注意が必要な子、というアピールをしました。
アピールというといやらしく聞こえるかもだけど、担任からの扱い如何で不登校にも引きこもりにもなりかねないので…。
出たばかりのWISC-Ⅴの結果も持参して、こういう数値(=平均から大きく外れている)の子だからそれゆえの困りごともあるのだとお伝えしました。
知的に高かろうが低かろうが、平均から大きく乖離していることは当然生きづらさに繋がっているはずなので…。
学校の先生でも、「知的に高いのが何がいけないの?」と理解していただけないことは多々あるので「大きく外れている」を強調しました。
ちなみに担任は30歳前後くらいの、ベテランではないけどある程度経験を積んできただろうしごデキ風な男性教諭。
コレばっかりは運と言うか、ベテランが良いとか女性教諭の方が良いとかは無い世界だと思っていますし、もう託すしかない。
ベテランすぎると「自分のやり方はこう」と凝り固まった先生もいるし、経験が浅いとそれはそれで不安だし、女性教諭だと細かいことに気づきすぎて指摘が増えて子どもが苦しむとか色々なパターンがある…と、諸先輩ママ(息子のような子の保護者)に教えていただきました。
とにかく入学後に困りごとが出てから…ではなく。
事前にある程度「そういう子」と理解した上で接していただけることが全てかな、と思っています。
入学式の息子の様子
集団生活は得意ではない息子。
とは言え多動傾向はなく、状況判断もできるので(今はきちんとしなきゃダメな場面だな、みたいな)そこまで不安視はしていませんでしたが。
たまたま保護者席の最前列(コンサートで言えばアリーナ最前 笑)をくじ引きでゲットしたあたし。
これまたたまたま、息子のクラスのすぐ後ろで息子からもあたしと夫が見えるような場所でした。
不安や緊張は相当あった(そうは見えないんだけど)だろう息子は、式典の最中もチラチラとこちらを見て、にこにこ手を振るなどしていました。
息子なりの安心材料なんだと思うので、周囲に迷惑にならないレベルだし手を振るのをやめなさいとは言いませんでした。
上記以外に入学前にしたことと言えば、「小学校への期待感」を持たせることと場に慣らすこと。
わが家は息子の上にきょうだいが居るので、自然と小学校生活の情報は上の子から入るし。
上の子の参観日や学校行事には、年長の1年は幼稚園を休ませてでも連れて行きました。
慣れない場に対する不安感はそれほど表に出ないし動揺してパニックになるとかもない子だけど、見通しがあると安心して良い結果になることが多かったのでそうしました。
実際その効果は大きくて、何度も入ったことがある体育館での入学式…というのは恐らく息子にとって良かったのではないかなと思っています。
なお特別支援学級の新入生は、春休み中に入学式の練習を行なっていたようでした。
が…保護者席のくじ引きは通常学級の保護者と混ざってだったので、当日式典中に両親を探してしまう子(特別支援学級児童)もいて。
そこは賛否あるかもだけど、さりげなく特別支援学級の近くに保護者を座らせるとか配慮があっても良かったんじゃないかと感じました。
式典がストップするほどの行動は見られなかったけど、やっぱり椅子から降りて親を探すのを制止されていたお子さんも居たので…。
