こめだかの宇宙ステーション

こめだかの宇宙ステーション

こめだかが宇宙ステーションをつくりました。宇宙から見たこめだかの世界をご紹介します。

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ガタゴトがたごとガタゴト。。。


あれっ?門が開いている音がする。

とんとんとんとんとんとんとんとん。階段かな?

あっ、ドアが開く音。

ストン。


僕が入っている箱が置かれた。

やっとゆれなくなったよ。ながかったなぁ。ほっ・・・。


ビリッ。ビリッ。

今度はガムテープをはがしている音がしてる。

いよいよこの箱が開かれる時がきたらしい。


フタが開いた先には、どんな世界が待っているのだろう。


キラ~ン。

あっ!!太陽の光だ!!まぶしぃ~。

太陽の光がぼくを照らしてる。

ちょっとあったかくて心地よい光。


ふと我に返ると

「すご~い。きれい~。宝石みたぁ~い。」

なんだかぼくらをやたらときれいだって言っている

白衣を着たお姉さんが、目の前にいた。




ガタゴトガタゴト。ここはどこ?


真っ暗中で、ゆさゆさ揺れている。

もう、こんな時間がどのくらい経ったのだろう。

ぼくはいったいどこへ向かっているの・・・?ちょっぴり不安。


でも、ぼくにひとつだけわかっていること。

それは、今がながーい―旅の出発点だっていうこと。

そして、上にも下にも、右にも左にも

ぼくと一緒にかあさんのおなかから出てきた仲間が

いっぱいいっぱいいるっていうこと。


え?どのくらいって?

ここが暗くてよくわからないけど、きっとぼくと同じ仲間は

きっと1000はいるよ。

だから、ちょっと不安だけど・・・。

でも仲間がいるから、心強い!!

それに、ちょっぴりわくわく、どきどき。


これから始まる旅は、いったいどこに行き着くのだろう。