ガタゴトがたごとガタゴト。。。
あれっ?門が開いている音がする。
とんとんとんとんとんとんとんとん。階段かな?
あっ、ドアが開く音。
ストン。
僕が入っている箱が置かれた。
やっとゆれなくなったよ。ながかったなぁ。ほっ・・・。
ビリッ。ビリッ。
今度はガムテープをはがしている音がしてる。
いよいよこの箱が開かれる時がきたらしい。
フタが開いた先には、どんな世界が待っているのだろう。
キラ~ン。
あっ!!太陽の光だ!!まぶしぃ~。
太陽の光がぼくを照らしてる。
ちょっとあったかくて心地よい光。
ふと我に返ると
「すご~い。きれい~。宝石みたぁ~い。」
なんだかぼくらをやたらときれいだって言っている
白衣を着たお姉さんが、目の前にいた。