そういえば、私は春という季節が好きではなかったな、と思い出した。
春は変化の季節。
別れがあり、出会いがあり、何がしか今までの生活を
変えるような出来事が起こる。
私はそれがとても苦手だった。
せっかく仲良くなった友達とクラスが分かれたり、
教室が変わったり、そういった、今までせっかく
「日常」と化していたことが崩されるのがとても
不快で、居心地のいい、今の状態がずっと続けば
いいのにと思っていた。
でも、なんだか今年の春は違う。
啓蟄を迎えたころから、それまでどん底に沈んでいた
こころとからだがぐんぐん上向きになってきて、
それは正に、地中から這い上がってくる虫の様だと
思った。
枯れていた草木が、芽吹き花を咲かせ、その生命力を
見せてくれる。
マクロビオティックを始めてから、自分という存在など、
自分ですべてが思い通りにできるはずもなく、
ただただ自然の秩序の前ではなすすべもないもので
あるということを知った。
変化は恐れるべきものではなく、ダイナミックに
移り変わっていく人生という季節のなかの、
ほんの小さな一部分にすぎないと、今は思う。
その変化の先に待ち受けることが、今は楽しみで
仕方がない。
ただ、食事を変えただけ。
その変化は、計り知れない。
たかが食事、されど食事。
ちなみに、10年来悩まされたひどい花粉症も
今年は発症しませんでした。
これには驚いたなあ。