世の中的に、何かが「炎上」したとき。
私は結構単純に、世論の多数派に影響されてしまう方です。
X(旧Twitter)で流れてくる意見を読んで、「そうなんだ!」「確かに!」「ひどい!」なんて、憤ってしまうタイプ。
しかしそれを娘に話すと、娘は全く違う反応をします。
「でもさ、その人は“こういう事情”があったかもしれないじゃない?」
「もし自分が同じ立ち位置にいたら、自分もそうしない?」
そうか…。確かにそうだね。
娘に言われると、納得がいくケースも多いし、ネットに踊らされた自分を反省することが多いです。
国家公務員となった今、娘のような考え方をする人は、公務員に向いているのかもしれないなぁと思います。
娘が就活をしていた時、民間企業からは、いくつかの「お祈りメール」を受け取りました。実際に、「あなたは公務員の方が合っているのではないですか」と言われたこともあったそうです。落ちた時はちょっと傷ついていたけれど、今となっては、やっぱりその企業には向いていなかった、と思うそうです。
「それを見破る人事とか面接官って、すごいと思う」
確かにね。それがプロってものなのかな。
なんだかんだ、収まるところに収まるというか、行くべき場所にたどり着くんだなぁと思うと、人生って不思議です。