推し活において、よく聞く言葉。

「推しは推せる時に推せ」

 

私はジャニーズファンでは無いけれど、ジャニーズのファンってすごいなーって、ある意味「尊敬」というか、その熱量に対して一応の理解はしているつもりです。

大好きなグループが突然無くなってしまう(正確には無くならないけど)とか、大好きな人の活動をもう見ることができないとか、その悲しみと衝撃はわかる。

 

あれが最後のライブだってわかっていたら、お子さんを無理して預けてでも行ったのにとか、そういう人もいらっしゃるかもしれませんよね。例えばご自身が体調を崩していて、「来年元気になったら絶対ライブに行こう!」とか、それを目標に治療を頑張ってきたとか、そんな人もいらっしゃるかも。

 

 

かつて、安室奈美恵さんが、引退する日の1年も前にその事実を公表した時はとても驚きました。でもその1年間を見て、そして実際に引退を日を迎えた時、本当に見事な引退だったなと感じたことを思い出します。

1年という時間をかけて、しっかりファンにお礼参りをして、ファンの方もこれが最後ってわかってそこに臨んで。

お別れは悲しいことではあったと思うけど、きっと納得のいく1年を過ごせましたよね。

お金の面だって、「これで最後」と思えば、少し無理をして出すことだってできますもんね。

 

ジャニーズで言うなら、嵐は2年くらい猶予があったのでしたっけ?

コロナのために、思うような引退行事を実行することはできなかったと思いますが、それでも、ファンの気持ちとしてはゆっくりと整理することができたのではないかと思います。

 

 

私の推しも、いつかフッといなくなってしまうかもしれない。

その日がいつか来ることは仕方ないと思うんですが、できれば1年くらいお別れ期間があって、お別れライブツアーがあったら良いなぁと、今回のジャニーズさんのことを見てつくづく思いました。

 

私は独身者では無いので、自分の気持ちだけでお金をいくらでも使えるわけではないし、自分のスケジュールだけで出かけることができるわけではないのが辛いところだけど。
でも、「推しは推せる時に推せ」という言葉は、改めて心に留めておきたいです。