先日、手帳と時間管理術についてお話を聴く機会がありました。

これまでいろいろと読んだり、見たりしていたけど、
手帳をうまく使えてる感はなかったし、
手帳も毎年変えちゃってて、
なんだかなーって感じでした。

この時期によくある、例えば「夢を叶えた人の」手帳術とかは私の手帳とはかけ離れすぎていて、
自分のごとにはならず、ただ見てるだけになるし、
手帳をデコレーションしたいわけでもなくて、
じゃあなにに使ってるのか良くわからなくて、
はっきり言ってしまえば持っていたいだけ。笑
来年は手帳なしかなーと思っていたところに出会ったお話でした。


よくあるバーチカルタイプのものに、
時間ごとにやることを区切って線を引く。

単純に言ってしまえばこれだけ。

でもこの区切るということが大切なんだそうです。
(本当はもっともっと深いけど、ここでは言葉にできない)


私はバーチカルを使っていても、仕事の時間だけを区切ってあとは空欄がほとんどでした。
仕事以外は全部空き時間ってわけでもないし、かと言って空いてないわけでもないけど、なんだかいつも時間に追われてる…ような。。。

そんな生活の中でも線を引くことで、
少しずつ自分のFreeな時間が見えてきました。
この時間管理術は「Free」な時間は「Free」と書き込んでしまうのです。


そうすると、私なんかはこの自由な時間を死守するために動こうとするし、
食事の支度やその他の家事をやる時間には集中してやって、早く済まそうという気になりました。
これまでは、家事しながらスマホみたり、
何かに気を取られてしまうことが多くて、結局進みが良くないみたいなこともあり、
同時に二つくらいのことやってる割に、時間に追われてる感が否めませんでした。

あとは、移動時間や職場の昼休憩などは、
少し気を抜ける時間と認識することで、
いいメリハリが生まれたなぁと思います。
私は車通勤なので、行きも帰りもTVの音を聴いて移動してましたが、ニュースは情報が多いし、
運転はあるしでいろいろ入れていたら、帰ってきたらぐったり、なんてことも多かったです。
移動時間は、運転に集中しながらも頭を空っぽにできる時間ってことにして、帰りは好きなCDを聴いて帰るようにしました。
必要以上の情報も拾わず、気分もリフレッシュできて帰宅後がなんとなく楽です。

で、この方法を始めて、
夜に時間が少しできたり、子供たちの宿題を見ながら手帳の時間が取れたりして、
翌日の予定を立てられるようになりました。
翌日のイメージができるとなんとなくスムーズに進むような…
今は仕事が忙しくなくて、心にゆとりがあるのも大きいですね。


気づいたことは、Freeな時間にやりたいことは実は家のことだったりする、ということ。
資格取得のための勉強もしてないし、
仕事のために家でやることもないし、
特段大きく何かをやるためにやってるわけでもないけど、まぁそれでもいいかなって思ってます。
ないと思ってたらいつまでも時間はないまま。
あるに気づけたら時間はあるのですね。


友人には、私より仕事もはるかに忙しくて
お子さんも多いけど、自分の時間も家族の時間もうまくやりくりしてる方もいるし、
単純に私がこれまで怠けていただけなのだけど、
忙しい人ほど時間の使い方は上手だし、
意識を向けるポイントも違うんだろうな。


この話を聞いて、来年の手帳はバーチカルに決まりました(いらないとか言ってたのに)。相変わらず単純にできてますね。

こういうことがあると、先のことがちょっと楽しみになります。


(いつだったか帰宅時にみた虹)


お読みいただきありがとうございます。